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2019年6月19日
HALF TIME編集部

エミレーツ航空、AFLのコリンウッドFCとパートナー契約を更新。オーストラリア市場へ投資継続 

■7万5,000人の会員を持つ人気クラブと20年間にわたるパートナー

エミレーツ航空は、2019年5月、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)所属でメルボルンを拠点とするコリンウッドFCとパートナー契約を更新した。契約期間と額は明らかにされていないが、地元の豪紙『The Age』は前回2014年の契約更新は、5年間で1,000万豪ドル(約7.5億円)だったと報じている。

 

エミレーツ航空とコリンウッドFCのパートナーシップは、1990年から現在までの20年間に及ぶ。エミレーツ航空にとっては、オーストラリア市場だけでなくグローバルでも最も長いパートナー契約の一つとなる。今回の契約延長で、これまで同様コリンウッドFCのユニフォームの前面・背面にエミレーツ航空のロゴが入ることとなる。

 

オーストラリアはエミレーツ航空にとって重点市場の一つであり、同社はこれまで、1億豪ドル(約75億円)をアート、コミュニティ活動、スポーツに投資してきた。オーストラリアンフットボールは最も人気なスポーツの一つで、AFLはその最高峰。2018年7月末時点で、全クラブ合計で100万人のメンバーシップ会員を誇る。コリンウッドFCは7万5,000人のメンバーシップ会員を持ち、全クラブのうちTOP5に入る人気クラブだ。

 

エミレーツ航空のオーストラリア部門VPであるバリー・ブラウン氏は、オーストラリアの熱狂的なスポーツ文化とクラブのビジョンが長期のパートナーシップの要因とし、同社の20年間にわたるオーストラリア市場への貢献が反映されていると、次のように考えを示している。

 

「これは私たちにとって、グローバルでも最も長いスポーツスポンサーシップの一つだ。あらゆる意味で真のパートナーシップであり、旅行者がオーストラリアのアイコニックなクラブと関わる機会を作り出してきた」

 

「コリンウッドFCは大いなる情熱と献身性を持っており、優れたサービスとワールドクラスの体験を提供するというエミレーツ航空の顧客へのコミットメントを反映している」

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大坂なおみがナイキと契約、スポンサーシップでも世界女王へ

2019年5月27日

大坂なおみがナイキと契約、スポンサーシップでも世界女王へ

大坂なおみは昨年から今年にかけてグランドスラムを2回制覇しただけでなく、日本生まれの選手として初めて世界ランキング1位を獲得。今や世界中のブランドが熱い視線を注ぎ、新たなスポンサーシップ契約を結ぼうとするスーパースターとなった。   米国のスポーツメーカーであるナイキも、その一つである。ナイキは2018年の全米オープンで大坂が優勝を果たして以来、同氏が新たに契約を結んだ6社目の企業となった。ナイキ社でグローバル部門のゼネラルマネージャーを務めるエイミー・モンターニュ副社長は、次のように述べている。   「私たちは大きな夢を追いかける何百万人ものアスリートに刺激を与え続けてきた。(大坂)なおみは、信じられない才能の持ち主で、彼女がメンバーに加わることで、新しい世代の女性アスリートに刺激を与えるという、私たちの取り組みが促進できる」[1]   大坂にとっては、2019年4月22日からシュトゥットガルトで行われたWTA主催の大会が、ナイキの試合用ウェアを着用して臨んだ初の機会となった。     ■殺到するスポンサーと日本企業2社への配慮   大坂に対しては、日本企業も熱い視線を注いでいる。同氏は2016年から日清食品とパートナー契約を結んできたが、今年1月に行われた全豪オープンからは、全日本空輸(ANA)もパートナーに加わった。他にも、資生堂、日産自動車、シチズン時計とも契約を結んでいる。   大坂はナイキの試合用のウェアに、日清食品と全日本空輸のスポンサーパッチを付け続けるという。   米紙『ニューヨーク・タイムズ』のベン・ローゼンバーグ記者は、大坂なおみの代理人であるIMGのスチュアート・ダギッドに本件を確認したとした上で、極めて異例な措置だとツイートしている。通常、ナイキは他社のスポンサーパッチを自社のウェアの上に付けることを許可しないからだ[2]。ナイキは大坂側の意向を受けて、日本企業2社に配慮したとも解釈できる。   昨年、英紙『タイムズ』は、IMGが次にスポンサー契約を更新する際には、「当時のウェアスポンサーだったアディダスから、一年間で約850万米ドル以上の契約金を要求するだろう」と予想する記事を掲載した[3]。   ナイキとの契約金額は明らかにされていないが、IMGは2020年の東京オリンピックが開催されるまでには、大坂がスポーツ界で最も高給の女性アスリートとなることを見越している[4]。   パワフルなプレースタイルと、フレンドリーな人柄でテニスファンを魅了した大坂なおみは、今やスポーツマーケティングの世界でも時代の寵児となった。彼女の更なる活躍が期待される。     ◇参照 1. Nike 2. Ben Rothenberg 3. Tennis.com 4. Tennistonic.com