Jリーグを支えるスポンサーには、大きく分けて2つの役割があります。一つは大会を運営・開催するために活躍するパートナー。そして2つ目はチームを支えるパートナーです。
今回は、それぞれのパートナーについて紹介します。
Jリーグに興味のある方はもちろん、スポーツビジネスに興味のある方にも楽しんでいただける記事になっておりますので、参考にしてください。
Jリーグの運営・開催に関するパートナー
サッカーのプロリーグ、Jリーグ。
多くのスポンサーがその運営を支えていますが、スポンサーはそれぞれ
- タイトルパートナー
- トップパートナー
- Jリーグ百年構想パートナー
- リーグカップパートナー
- スーパーカップパートナー
- Jリーグオフィシャルエクイップメントパートナー
- Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー
- スポーツ振興パートナー
- Jリーグオフィシャルチケッティングパートナー
- JリーグオフィシャルECプラットフォームパートナー
- Jリーグオフィシャルテクノロジーパートナー
- Jリーグサポーティングカンパニー
の12種類のパートナーに分類されます。
タイトルパートナーとは、各リーグ戦大会の冠パートナーのこと。J1リーグ、J2リーグなどの名前の前に、スポンサー企業名がつきます。タイトルパートナーとなれるのは、1社のみです。
次に、トップパートナーは、Jリーグに大きく貢献するパートナーのこと。Jリーグのトップパートナーは10社のみ。ほとんどが各業界の大手企業です。
Jリーグ百年構想とは、地域にサッカーを根付かせ、スポーツ文化の擁立を狙うことをゴールに、Jリーグが推進している計画のこと。この構想に賛同した企業が、パートナー企業として参加しています。
各カテゴリーのパートナー企業
各カテゴリのパートナー企業は以下の表のとおりです。
パートナーの種類 | 参加年 |
Jリーグタイトルパートナー | |
明治安田生命保険相互会社 | 2015年 |
Jリーグトップパートナー | |
株式会社アイデム | 2005年 |
ルートインジャパン株式会社 | 2015年 |
イオンリテール株式会社 | 2015年 |
Electronic Arts Inc. | 2016年 |
株式会社NTTドコモ | 2017年 |
株式会社コナミデジタルエンタティメント | 2018年 |
いちご株式会社 | 2019年 |
Jリーグ百年構想パートナー | |
朝日新聞社 | 2003年 |
リーグカップパートナー | |
ヤマザキビスケット株式会社 | 1992年 |
スーパーカップパートナー | |
富士ゼロックス株式会社 | 1994年 |
Jリーグオフィシャルエクイップメントパートナー | |
アディダスジャパン株式会社 | 2005年 |
Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナー | |
DAZN Japan Investment 合同会社 | 2017年 |
スポーツ振興パートナー | |
独立行政法人日本スポーツ振興センター | 2003年 |
Jリーグオフィシャルチケッティングパートナー | |
ぴあ株式会社 | 2012年 |
JリーグオフィシャルECプラットフォームパートナー | |
楽天株式会社 | 2017年 |
Jリーグオフィシャルテクノロジーパートナー | |
NTTグループ | 2017年 |
Jリーグサポーティングカンパニー | |
ヤフー株式会社 | 2015年 |
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 | 2017年 |
データスタジアム株式会社 | 2021年 |
株式会社IMAGICA GROUP株式会社イマジカ・ライヴ | 2021年 |
スポンサーとなる企業は入れ替わりがあります。毎期、どの企業がスポンサーとなっているのかに注目してみると良いでしょう。
チームを支えるスポンサー企業
Jリーグの各チームにも、選手たちがより良い環境や状況でプレーできるよう多くのスポンサーがつき、支援しています。
その中でも、ユニフォーム提供を行っているスポンサー企業は下記のとおりです。
Jリーグのチームを支えるスポンサーだけあって、名だたるスポーツメーカーが参入しています。
Kappa | ジェフユナイテッド市原・千葉 | ||||
adidas | ベガルタ仙台 | 横浜F・マリノス | 松本山雅FC | アルビレックス新潟 | FC今治 |
Nike | 鹿児島アントラーズ | 浦和レッズ | サンフレッチェ広島 | ||
Umbro | ガンバ大阪 | V・ファーレン長崎 | |||
puma | 川崎フロンターレ | 清水エスパルス | セレッソ大阪 | 大分トリニータ | ジュビロ磐田 |
puma | 京都サンガ | アスルクラロ沼津 | ロアッソ熊本 | ||
PENALTY | 湘南ベルマーレ | モンテディオ山形 | ファジアーノ岡山 | ギラヴァンツ北九州 | 長野パルセイロ |
mizuno | コンサドーレ札幌 | 名古屋グランパス | 徳島ヴォルティス | ヴァンフォーレ甲府 | 愛媛FC |
asics | ヴィッセル神戸 | ||||
New Balance | FC東京 | サガン鳥栖 | |||
ATHLETA | ブラウブリッツ秋田 | 栃木SC | 東京ヴェルディ | カマタマーレ讃岐 | |
Under Armour | 大宮アルディージャ | グルージャ盛岡 | |||
YONEX | 柏レイソル | アビスパ福岡 | テゲバジャーロ宮崎 | ||
svolome | FC町田ゼルビア | ||||
SoccerJunky | 横浜FC | 水戸ホーリーホック | ガイナーレ鳥取 | ||
Finta | レノファ山口FC | ||||
hummel | ツエーゲン金沢 | ヴァンラーレ八戸 | 福島ユナイテッドFC | ||
SFIDA | FC琉球 | ||||
gol. | SC相模原 | 藤枝MYFC | |||
Goldwin | カターレ富山 | ||||
kelme | ザスパクサツ群馬 | ||||
YOUNGER | Y.S.C.C.横浜 | ||||
RAZZOLI | FC岐阜 |
上表のユニフォームスポンサー以外にも、チームを支えるスポンサー企業は数多くあり、その企業の名前やロゴが選手たちの着用するユニフォームに刻まれています。
各チームのユニフォームに刻まれている企業名に注目してみてください。
まとめ
Jリーグを支えるスポンサーについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
パートナーとしてJリーグを支援するスポンサーには、リーグ開催に貢献しているパートナーとチームを支援するパートナーとがあります。
タイトルパートナーやトップパートナーなど、本記事で紹介した企業の協賛により、リーグの運営がなされています。
どの企業がどのチームを支えているのか、ぜひ注目してみてください。
(TOP 写真提供 = Paolo Bona / Shutterstock.com)
《参考記事一覧》
Jリーグが来季のパートナー契約を発表…タイトルパートナーは引き続き明治安田生命に(SOCCERKING)