自宅で筋トレできる器具は「可変式ダンベル」「プッシュアップバー」「トレーニングベンチ」「腹筋ローラー」があれば十分でしょう。
約3〜5万円で最低限の器具が揃い、自宅での筋トレが可能。近年コロナ禍の影響もあり、ジムに通うことができず、自宅での筋トレがブームとなっています。
また、デジタル社会でもある現代は、店舗に行かずともネットで気軽に筋トレ器具を購入できます。
本記事では、おすすめの筋トレ器具について解説しています。
また、筋トレの器具の種類や使用上の注意点なども紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
筋トレ器具、どんな種類がある?
筋トレの器具といえば、ダンベルやハンドグリップのように価格も安く手軽なものから、ランニングマシンなどジムで定番の高価なものまで数多くの種類があります。
ここでは、自宅で行う筋トレにもおすすめの器具と種類について解説しています。
・ダンベル
筋トレといえばダンベルという方も多く、自宅でもできる代表的な筋トレ器具です。
上半身はもちろん下半身や体幹など全身を鍛えることが可能。ダンベルは、重量が固定されている「固定式」と重量の調整ができる「可変式」の2種類があり、主にジムに置いてあるのは「可変式」となります。
継続的に筋トレを行い、筋肉を成長させたいのであれば「可変式」のダンベルの購入をおすすめします。
・懸垂マシン
懸垂マシン(チンニングマシン)は、「ぶら下がり健康器」とも呼ばれています。
アームがついていたり、高さを調節できるものもあるためさまざまな筋トレメニューの応用ができる人気の筋トレ器具です。主に上半身全体を鍛えることが可能です。
筋トレ初心者の方でもぶら下がるだけで全身の筋肉や関節が伸ばされ、ストレッチ効果を感じることができるでしょう。
・プッシュアップバー
プッシュアップバーは、腕立て伏せのようなイメージで行い、鍛えることができる筋トレ器具です。
取っ手のような形状で、通常の床で行う腕立て伏せ(プッシュアップ)より更に床に近く身体を落とすことができるため、筋肉への負荷が高い筋トレ器具です。
取っ手の幅を変えることで上腕三頭筋や大胸筋など、上半身を細かく鍛えることができます。
・腹筋ローラー
腹筋ローラーは、効率的に腹筋を鍛えることが可能な筋トレ器具です。
ローラーの両サイドにグリップがついた形状で、床を転がして使用します。
非常に筋肉への負荷が高く、お腹周りを引き締めたい女性や効率的に腹筋を割りたい方におすすめします。
・トレーニングチューブ
トレーニングチューブは、ゴム素材で作られた筋トレ器具です。
両手や両足など鍛えたい部位に引っ掛けて伸ばしたり、柱などに引っ掛けて使用します。
使用方法が幅広く、メニュー次第で全身を鍛えることが可能。1本のチューブのみで行うので、コンパクトで自宅に筋トレ器具を置くスペースがない方や自身で負荷の調整もできるため初心者の方にもおすすめします。
・バランスボール
バランスボールは、不安定なバランスボールの上に座ったり、転がったりするだけで体幹が鍛えられる人気の筋トレ器具です。
体幹を鍛えることにより代謝が上がり、ダイエット効果も期待できます。
また、バランス感覚の向上や健康的機能の獲得に結びつけることもできるため、おすすめの筋トレ器具といえます。
それぞれの機能を解説!
筋トレ器具の種類を理解しても、実際に自分で使うとなるとどの器具を使えばよいのか気になる方もいることでしょう。
主に、筋トレの器具は自身の体重をかける「自重で鍛えるもの」と、器具の負荷を変えて鍛える「可変式のもの」に分かれます。
・筋トレ器具の機能
自重で鍛えるということは、自身の体重をかけて筋肉に負荷をかけたトレーニングをすること。器具なしでも行える代表的な筋トレには、「腕立て伏せ」「腹筋」などが挙げられます。
これらの筋トレに効果的な器具は、下記のとおり。
- プッシュアップバー
- 腹筋ローラー
- 懸垂マシン
- バランスボール
これら、4つの筋トレ器具がおすすめ。一方で、可変式で鍛えるなら下記の器具をおすすめします。
- ダンベル
- バーベル
- トレーニングベンチ
可変式で負荷の調節ができ、効果的に鍛える際にはおすすめです。
それぞれの筋トレ器具の機能を踏まえて、使用目的に合った器具を選びましょう。
・ホームトレーニングのメリットとデメリット
筋トレ器具を活用してホームトレーニングを行うメリットとデメリットを下表にまとめました。
メリット | デメリット |
・長期間な筋トレであれば費用総額が安く済む・好きな時間にトレーニングができる・1人で集中してトレーニングができる・移動時間や交通費がかからない・服装や髪型に気をつかわなくてもよい・自分の好きな環境でトレーニングができる・ジムの営業時間を気にしなくてもよい | ・初期費用がかかる・ある程度の広さ(スペース)が必要・騒音に注意しなければならない・モチベーションの維持がしにくい |
自宅で気軽にできるとはいえ、初期費用もかかりますし、デメリットもあります。
しかし、筋トレは自身の生活の質の向上にも繋がりますので、自宅での筋トレを生活のなかに取り入れてみるのもよいかもしれません。
また、筋トレ器具を購入する際の注意点は、下記のとおりです。
- 収納性、サイズ
- 価格
- メーカー
- 保証期間
- 騒音対策
- 耐久性
購入時は、上記の6つに注意してください。
自宅での筋トレはスペースも限られ、ケガのリスクも非常に高くなります。
また、重量のあるものを扱うので、モチベーションを下げないためにも耐久性や騒音も考慮しましょう。
効果を実感できる!おすすめの筋トレ器具をご紹介
初心者でも自宅の筋トレで効果を実感できる、おすすめの筋トレ器具を紹介します。
実は、adidasなど大手のスポーツメーカーも多数の筋トレ器具を販売しているのです。
ぜひ参考にしてください。
・可変式ダンベル
「可変式ダンベル」は、自宅で筋トレするのにおすすめの器具の1つ。可変式のため、トレーニングの負荷や個人の体力に応じて自由に設置できます。
今回紹介する「Wout バーベルにもなる ダンベル」は、無駄な流通を避けて魅力的なコストパフォーマンスを実現していることから、低価格での購入が可能です。
・懸垂マシン
「懸垂マシン」は、ぶら下がって上半身全体を鍛える筋トレ器具。全身の筋肉や関節が伸ばされ、ストレッチ効果が期待できます。
今回紹介するPYKES PEAKの「懸垂マシン」は、安全安心の日本のメーカーが取り扱っています。カスタマー対応も日本人スタッフのため、日本語で対応してくれるところはメリットといえます。
・プッシュアップバー
「プッシュアップバー」は、通常の床でプッシュアップすることで、上腕二頭筋や大胸筋にアプローチできるおすすめの筋トレ器具です。
取っ手のような形が特徴的。今回紹介する「ボディテック(Bodytech) プッシュアップバー」は、プラスチックシャフトで、長期間の使用にも耐えうる強度を持ち、耐荷重は100kgです。
工具不要で簡単に組み立てられるので、すぐにトレーニングが始められます。
・腹筋ローラー
「腹筋ローラー」は、両サイドのローラーにグリップが装着されており、床を転がすことで筋トレできる器具です。
お腹周りにアプローチしたい方にはおすすめです。
今回紹介するSoomloomの「腹筋ローラー」は、膝を保護するためのマットが付いてお得。また、消音で耐摩耗性のEVA素材を採用していることから、周囲への音漏れを気にせずトレーニングできるところは大きな魅力といえます。
まとめ
今回は、筋トレにおすすめの器具の種類や特徴などについて解説してきました。
それぞれの筋トレ器具で、アプローチできる部位が異なるため、目的に合致した器具を選ばなければ意味がありません。
また、器具さえ購入すれば、自宅で手軽にトレーニング可能。時間に捕らわれず自分のペースで筋トレがしたいと考えている方もいることでしょう。
ぜひ、自宅で気軽に筋トレ器具を使い、有意義な筋トレライフを送ってください。
(TOP写真提供 = Greg Rosenke / Unsplash.com)
《参考記事一覧》