パーソルホールディングスは、パシフィックリーグマーケティングと共同で、就職活動前の大学1・2年生を対象に就職やキャリアについて考えるきっかけを提供する『パーソル パ・リーグ大学』を、9月11日(金)から3日程にわたり、オンラインで開催する。
95%がコロナ「就活に影響がある」
総合人材サービス企業のパーソルホールディングスは、パシフィックリーグマーケティング(PLM)と共同で、就職活動前の大学1・2年生に就職やキャリアについて考えるきっかけを提供する『パーソル パ・リーグ大学』を、オンラインで開催する。
パーソルのグループ会社であるパーソルキャリアと、ベネッセホールディングスとの合弁会社のベネッセi-キャリアが運営する就活サービス「dodaキャンパス」が主体となり、スポーツという身近なテーマからビジネスに触れ、大学生が早くからキャリアを考えるきっかけとなるプログラムを提供する。
今年のテーマは、「スポーツビジネスのリアルとパ・リーグの裏側」。オンラインイベントは3日程に渡って行われ、パ・リーグを支えるスタッフが、スポーツビジネスについてやその面白さ、学生のうちにすべきことなど、大学生の知りたい内容に答えていく。
第1回となる9月11日(金)は、PLM 執行役員 事業開発本部本部長の園部健二氏が登壇。セールス、マーケティング、コンサルティング、人材などの領域を幅広く統括する同氏が、スポーツビジネスの醍醐味や実際の職務内容を紹介する。
dodaキャンパスが120名の学生ユーザーを対象にしたアンケート調査によると、新型コロナウイルスが「就活に影響がある」と回答した大学生は 95.9%にのぼり、就職活動や将来に対する不安は大きい。この不安を払拭するためにも、『パーソル パ・リーグ大学』は視野を広げ、知識を得ていく機会になるだろう。
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「主体性のある、どんな大学生にも参加してほしい」
昨年、東京で開催されたイベントには全国から86名が参加。オフラインにも関わらず北海道、東北、九州からの参加もあった。2時間にわたるトークセッションや質疑応答を通して、スポーツビジネスの全体像や若手球団職員のキャリアについて紹介されると、参加者からは「刺激を受けた」という感想が多く上がった。
「スポーツビジネスに興味を持っており、就職も考えているので参加しました。球団職員の方を目の前にして実際にお話を聞く機会はあまりないので、とても参考になりました」(昨年参加者)
『パーソル パ・リーグ大学』を担当するベネッセi-キャリアの山崎俊紀氏は、昨年を振り返り、参加する学生は「スポーツビジネスに興味のある人と、将来を考える機会として行動を起こしたいと思っている人の2種類」と説明し、次のように続ける。
「スポーツビジネスに強い興味のある人は、スポーツビジネスに関する理解が深まり、スポーツビジネスに携わる為にどうすれば良いかを知れたことに満足していただいていました。一方、将来を考える機会として興味を持った人は、好きなものに全力で取り組んでいる人の、大学生活から今に至るまでのストーリーに刺激を得られたことに満足していただいていました」(山崎氏)
イベントは無料(事前登録制)で、大学1・2年生以外でも、専門学校生から短大、大学、そして大学院生まで、学生であれば広く参加が可能だ。先出の山崎氏は、最後にメッセージを述べた。
「偶発的なきっかけから、自分自身が変わったり、自分自身のやりたいことが明らかになったりする可能性もあります。ちょっとした主体性がある方であれば、どんな人にでも参加してほしいと思っています」
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就職やキャリアを考えるきっかけとして、どのような大学生にとっても有意義なイベントだが、パ・リーグや野球、ひいてはスポーツビジネスに興味を持つ学生には特に貴重な機会になるだろう。応募は9月9日(水)まで。ぜひ、多くの人に参加してみてほしい。
■『パーソル パ・リーグ大学』第1回
日程:2020年9月11日(金)18:30-20:00
開催形式:オンライン
登壇者:園部 健二氏(パシフィックリーグマーケティング株式会社 執行役員 事業開発本部 本部長)
対象:専門学校、短大、大学、大学院に在学中の学生(大学1・2年生以外も参加可能)
定員:300名(定員を超える応募がある場合は抽選)
参加費:無料
申込方法:「パーソル パ・リーグ大学」Webサイトから
※第2・3回については、順次Webサイトで発表
▶︎「パーソル パ・リーグ大学 for dodaキャンパス」 第1回 ~“スポーツビジネスのリアル”と“パ・リーグの裏側”に迫る~ [dodaキャンパス]