野球の試合では、ユニフォームをはじめ、シューズやグローブ、バットなどを使用します。
野球が好きという人の中には、気になる野球選手が身に付けている野球用品がどこのメーカーなのかが気になっている人も多いでしょう。
この記事では、野球用品をつくっているメーカーについて、様々な角度から解説します。
野球用品のメーカーってどれくらいあるの?
テレビで気になる芸能人を見た時、その人が身に付けている服や帽子などがどこの製品のものなのか、そして、手に入るものなら手に入れたいと思う人もいるのではないでしょうか。
同じように、子どもの頃に、スター選手が使っているグローブと同じメーカーのグローブを欲しがったり、大人になった今でもどの選手が、どこの会社がつくった製品を使用しているか気になるという人もいるでしょう。
野球用品はメーカーやブランドごとに特徴が異なり、どのメーカーのものを使って試合に臨むかで選手のプレースタイルが大きく変わることがあります。
野球用品のメーカーはどれくらいあるのか、用品ごとに見ていきましょう。
グローブ
グローブメーカーには
- アサダスポーツ
- アシックス
- アディダス
- UNDER ARMOUR
- アントラー
- 久保田スラッガー
- SAEKI
- ジーターモード
- JUNKEI GLOVE
- ガッツメンバー
- ナイキ
- NORIA
- HATAKEYAMA
- 加古川グラブ工房Shipado
- ビクトリーハート
- HEXAスポーツ
- BELGARD
- 誠グローブ
- MIZUNO
- RAG de Lion
- glove studio RYU
- Leggera
- Romane Crowe
などがあります。
メーカーごとにグローブの特徴が異なるため、試しに手に取ってみると良いでしょう。
バット
バットを作成しているメーカーには
- アシックス
- adidas
- UNDER ARMOUR
- UPSET
- IP Select
- エスエスケイ
- デサント
- ナイキ
- ハタケヤマ
- ヤナセ
- ミズノ
- アメアスポーツジャパン
などがあります。
2021年、日本野球機構(NPB)が公認したバッドメーカーは27社。
プロモデルだけでなくアマチュア向けのものもあるので、興味のあるものを探してみてください。
バッティンググローブ
バッティンググローブを製造・販売しているメーカーには
- Asics
- ミズノ
- デサント
- adidas
- UNDER ARMOUR
- 久保田スラッガー
- フランクリン
- ZETT
- ローリングス
- SSK
などがあります。
素材やサイズ、そして、気に入るデザインのものを探してみると良いでしょう。
ユニフォーム
ユニフォームのメーカーには
- アシックス
- アンダーアーマー
- デザント
- マジェスティック・アスレティック
- MIZUNO
などがあります。
シャツ・アンダーシャツ・パンツ・ストッキング・帽子などで構成されます。
シューズ
シューズのメーカーには
- アシックス
- アディダス
- ZETT
- ナイキ
- MIZUNO
などがあります。
自分の足のサイズに合っているかどうかはもちろん、耐久性やプレースタイルなどの面から選ぶのも大切です。
人気のグローブメーカーはどこ?
上述したように、数多くのグローブメーカーが存在します。
そして、その中でもMIZUNOやナイキ、アシックスなどが有名です。
では、グローブメーカーで人気の企業には、一体どのような会社があるのでしょうか。
以下はその一覧です。
MIZUNO
MIZUNOは、野球界において圧倒的な知名度を誇る企業です。
1906年創業の老舗スポーツ用品メーカーで、イチロー氏や松井秀喜氏とはプロ・アドバイザリースタッフとして契約を交わしていました。
Rawlings
Rawlingsは、1800年頃からアメリカでグローブの製造をしてきた会社です。
1920年には、ウェブつきのグローブを業界で初めて製造。
選手の捕球能力向上に大きく貢献しました。
久保田運動具店
久保田運動具店は、野球用品メーカーの中でグローブづくりに特に力を入れているとされる会社です。
新品の堅いグローブを湯に投入して、形をつける方法を考え出した企業でもあり、久保田運動具店のつくるグローブは、すべて手作業でつくられています。
SSK
SSKは、終戦後の1946年に創業したスポーツ用品メーカーです。
プロアマ問わず、野球の試合では必ず見にするほどの知名度を誇り、多くの選手がこの企業のグローブをつけて試合に臨んでいます。
ZETT
ZETTは、1920年に創業した会社であり、これまで野球を主として多数のスポーツ用品の製造・販売を行っています。
アシックス
アシックスは、数多くのスポーツ用品の販売で有名な企業です。
これまで、様々な競技用シューズやスニーカー、スポーツウェアを製造し、売り出しています。
かつて北海道日本ハムファイターズにいた頃の大谷翔平選手が、アシックスのグローブを使っていました。
Under Armour
Under Armourは、アメリカのメリーランド州にあるスポーツ用品メーカーです。
メリーランド大学の元アメリカン・フットボールの選手が、1996年に創業しました。
グローブは湯の中に入れて型をつけやすく、柔らかいものとなっています。
ハタケヤマ
ハタケヤマは、1985年以降、自社ブランドを立ち上げ、野球グローブの製造を始めた企業です。
この会社でつくられるグローブは、すべて職人の手作業で製造されています。
プロの選手からは、キャッチャーミットが特に高く評価されています。
またアマチュア向けの「ax シリーズ」は、プロが使用しているものと同様のモデルを採用しており、機能性に優れています。
スポーツ玉澤
スポーツ玉澤は、100年以上の歴史を持つ企業であり、1965年から1973年にかけては、読売巨人へユニフォームの提供もしていました。
こちらもキャッチャーミットがプロから高く評価されている企業です。
プロ野球選手が愛用しているグローブのメーカーはどこ?
プロ野球選手は、主に上述したメーカーのグローブを使用しています。
グローブを使用した選手名の一覧を、メーカーごとに記載していきます。
MIZUNO
プロ・アドバイザリースタッフ:イチロー氏や松井秀喜氏
グローブ使用選手:前田健太選手(ロサンゼルス・ドジャース)、坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)、浅尾拓也選手(中日ドラゴンズ)や唐川侑己選手(千葉ロッテ)など
Rawlings
グローブ使用選手: デレク・ジータ―氏(元ニューヨークヤンキース)など
久保田運動具店
グローブ使用選手:松井稼頭央選手(楽天ゴールデンイーグルス)や鳥谷敬選手(阪神タイガース)など
SSK
グローブ使用選手:黒田博樹選手(広島東洋カープ)や菊池涼介選手(広島東洋カープ)
ZETT
グローブ使用選手:藤浪晋太郎選手(阪神タイガース)や大瀬良大地選手(広島東洋カープ)など
アシックス
グローブ使用選手:大谷翔平選手(元北海道日本ハムファイターズ)(現ロサンゼルス・エンゼルス)など
Under Armour
グローブ使用選手:柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)や金子千尋選手(オリックスバファローズ)など
ハタケヤマ
グローブ使用選手:伊藤光選手(オリックスバファローズ)や炭谷銀仁朗選手(西武ライオンズ)など
プロ野球チームのユニフォームはどこのメーカー?
プロ野球で使われているユニフォームは、前述した以下のいずれかのメーカーが提供します。
- アシックス
- アンダーアーマー
- デザント
- マジェスティック・アスレティック
- MIZUNO
プロ野球の各球団は、チームごとにユニフォームサプライヤーが決まっていますが、2021年にはMIZUNOがジャイアンツのユニフォームサプライヤーとなったことが話題になりました。
ホームとアウェイそれぞれでユニフォームのデザインは異なるため、12球団で24種類以上のデザインを楽しむことができるのも面白いですね。
まとめ
この記事では、野球で使われているユニフォームやスパイクシューズ、グローブなどのメーカーについて紹介しました。
どの選手がどこのメーカーのグローブやシューズを使っているか、という観点から野球を観るのも面白いかも知れません。
《参考記事一覧》
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