最近、お家時間やリモートワークが増え、運動不足ぎみで体型キープが難しいという方も多いのではないでしょうか。
そこで天候や時間を気にせず、自宅で運動ができるエアロバイクがおすすめです。忙しくてジム通いできなかったり、コロナ禍で人との接触を避ける必要があったりする場合にも気にせずトレーニングができます。
また、スマートフォンやテレビを見ながら気軽に有酸素運動を取り入れることができて、ダイエットや運動不足の解消に最適です。本記事では、自宅で使えるエアロバイクを選ぶ際のポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
エアロバイクに種類はある?それぞれの特徴を解説!
”エアロバイクの種類は大きく分けて5タイプ”
エアロバイクの種類にはおもに5タイプあります。自分の目的や用途に合ったものを選びましょう。
・アップライト
負荷が軽く、エアロバイクに乗り慣れていない初心者におすすめ
・スピンバイク
ロードバイクのように前傾姿勢となり本格的なトレーニングが可能
・リカンベント
運動初心者や運動不足ぎみで体力に自信のない方、リハビリ目的の方向け
・ミニバイク
身体を後ろにたおした状態でトレーニングができる
・Xタイプ
シンプルな構造で、使用しない時は折りたたんで収納可能
エアロバイクを選ぶポイントとは
”日々のトレーニングやダイエットなど、しっかり運動をしたいに方におすすめな2タイプ”
高負荷で時間をかけて、しっかりトレーニングしたい!という方におすすめなのは次の2タイプです。
・アップライト
軽い負荷で、有酸素運動を長時間したい方向けです。
自転車に乗る時と同じ体勢でペダルを漕ぎ、上半身を起こしてトレーニングを行います。安定した姿勢が取りやすいので、初心者の方にもおすすめです。膝痛でお悩みの方も腰に負担をかけずに鍛えることが可能です。
・スピンバイク
競技用のロードバイクのように前傾姿勢でトレーニングを行い、筋力アップなどのハードトレーニングにおすすめです。
特徴は負荷にムラがなく、スムーズにペダルが漕げます。また、自転車に近い漕ぎ心地でなので長時間の運動にも適しています。また、使用時の音が静かなので、マンションなどの集合住宅でも使いやすいのが特徴です。
”運動不足解消など、軽い運動をしたい方に適した3タイプ”
・リカンベント
運動初心者や体力に自信のない方、腰痛持ちの方などにおすすめのタイプです。
上半身を背もたれに当てた状態でペダルを漕ぎます。これにより上半身や腰部分をしっかり固定でき、ハンズフリーの状態で漕ぐことが可能です。スマートフォンやタブレット、本などを見ながらトレーニングができます。
・ミニバイク
ちょっとした作業など他のことをしながら、軽めにトレーニングをしたいという方におすすめです。
本体に自転車のペダルがついたシンプルなつくりです。椅子に座ったり、寝転んだりした姿勢でもトレーニングができるので、リハビリや高齢者の運動にも適しています。
・Xタイプ
シンプルなつくりで負荷が軽く有酸素運動に適しています。
ちょっとした気分転換や運動不足の解消、リハビリなどの際に使えます。また、コンパクトに折りたたむことができるので、かさばらずに収納できます。
”トレーニングの目的に合った負荷方式を選ぶ”
エアロバイクには主に3つの負荷方式があります。より効果的な運動をおこなう場合は適切な負荷が必要となり、負荷方式で運動の強度や使用時の音の大きさ、連続使用時間が変わってきます。
【ベルト負荷方式】
負荷が軽く家庭用の多いタイプで、ゴム製のテンションベルトの摩擦によってホイールに負荷をかける方式です。運動不足の解消など、軽めの運動をしたい方や初心者向きのタイプで、比較的安価なものが販売されています。
【マグネット負荷方式】
負荷の調整幅が広くなっており、音の静かさが魅力です。磁石の引力と反発力によってホイールに負荷をかけられます。また、ベルト負荷形式とは異なり摩擦が少ないので音が静かで、大きな負荷をかけられるのが特徴です。ある程度、大きな負荷をかけたいという方におすすめです。
【電磁負荷方式】
筋力アップや持久力アップなど、運動量を多くしたい方向けの方式です。ホイール内に組み込まれた電気磁石に通電させ、回転に負荷をかけて、電圧で負荷の強度を変える仕組みとなっています。
こちらはマグネット負荷方式で使用される磁石が電磁石に変わったもので、同様に音が静かな点がメリットです。
”軽さやコンパクトさを重視する”
お部屋の景観を損ねたくない場合や、部屋が狭いので出来るだけ小さいものを希望する場合にはコンパクトで折りたためるものがおすすめです。
また、軽くて移動させやすいものを希望する場合は、エアロバイクを選ぶといいでしょう。1万円前後から購入できるので、初心者の方におすすめです。
”使い心地や音の静音性を重視する”
自宅のお部屋に常設可能なスペースがある場合は、乗り心地に優れたスピンバイクがおすすめです。
静かな音で選ぶなら「電磁負荷方式タイプ」、1時間以上の長時間トレーニングをする場合は「摩擦負荷方式」を選ぶといいでしょう。
おすすめのエアロバイクをご紹介!
“【こんな方におすすめ】最初は低価格なものを選びたい”
アルインコ クロスバイク AFB4417
コンパクトなサイズが魅力の初心者向けのモデルです。アルインコのエアロバイクの中では比較的安価でシンプルなつくりながらも、基本的に必要な装備は整っています。また、折りたたみができ軽量なので、移動の際も持ち上げての移動ができます。
“【こんな方におすすめ】運動不足解消やダイエット目的”
アルインコ コンフォートバイク2 AFB4309GX
エクササイズバンドつきで、一台でふた通りの使い方ができるエアロバイクです。有酸素運動をする場合はシートを上げて高くし、自分のペースで運動したい時はシートを低くして目的に合ったスタイルに変更できます。エクササイズバンドを使うことで上半身の運動も可能です。
“【こんな方におすすめ】怪我の不安がある方やリハビリ目的”
ALINCO リカンベントバイク AHE7019
腰やひざなどに不安がある方でも使いやすいモデルです。リカンベント式=いわゆるサドルのところに寝そべった状態で乗るので、乗り降りをする際にまたぐ必要がありません。したがって、高齢者やケガ人のリハビリトレーニングにもおすすめです。タブレットの取り付けが可能なので、映画などを観ながら運動することができます。
“【こんな方におすすめ】本格的なトレーニングが目的”
YOSUDA スピンバイク16KG WU880L
16kgのフライホイールによって有酸素運動はもちろん、高負荷のトレーニングをすることができます。負荷は摩擦式でなんと無段階調整と連続使用時間が無制限になっています。ストイックに自分を追い込みたいという方には最適なマシンでしょう。
“デザイン重視の方におすすめ”
FITBOX スピンバイク
見た目がオシャレでインテリアにもマッチし、お部屋で気軽にフィットネスができるフィットネスバイクです。
「FITBOX」はエアロバイクのイメージを覆す洗練されたデザインが魅力です。やわらかなフォルムでいろんなインテリアにも合わせやすくなっています。また、連続使用時間が90分と長時間使用できるのもうれしいポイントです。
まとめ
本記事では、エアロバイクの種類や選び方のポイントをご紹介してきました。エアロバイクは子供から高齢者までの幅広い年代で使えて、有酸素運動や筋力アップなどの運動効果の高いトレーニング器具です。最近では比較的安価な商品が販売されている他、コンパクトで部屋に置けるタイプも増えています。
自分の好きなときに自宅で有酸素運動ができ、他人の目を気にせずに”ながらトレーニング”できるエアロバイクは、今の時代に合っていると言えるでしょう。
ぜひ、自分だけのエアロバイクを手に入れて、自宅での運動を習慣化していきましょう。
(TOP写真提供 = Intenza Fitness / Unsplash.com)
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