「日本はキーマーケット」 ラ・リーガ、日本初開催の文化交流プログラム「スペインエクスペリエンス」で狙う関係強化

スペイン・プロサッカーリーグのラ・リーガが保有する財団である「Fundación LaLiga(ファンダシオン ラ・リーガ)」は、7月25日、日本で初となる文化交流プログラム「スペインエクスペリエンス」を神戸で開催した。

スペインエクスペリエンスは、主に法人のステークホルダーを対象に、文化交流やネットワーキングの機会を提供するプログラムで、これまでサンフランシスコ、シンガポール、上海など北米やアジアで開催されており、遂に日本へ初上陸することとなった。

今回はラ・リーガに関係のある日本企業や、在日スペイン企業、スペイン大使館などから約50名が参加。スペイン料理を提供し、スペインの食文化を伝えるなどした。また、FCバルセロナに所属するセルヒオ・ブスケツ、ウスマン・デンベレ、サミュエル・ユムティティ、フランキー・デ・ヨング、ノルべルト・ムラーラ・ネトといった選手が登場し、記念撮影やサインなど直接触れ合うことのできる機会も提供した。

来場者へのサインに応じるウスマン・デンベレ(FCバルセロナ)

ラ・リーガの東南アジア、日本、韓国、オーストラリア地区 マネージングディレクターのイバン・コディナ氏は、日本市場の重要度を次のように強調する。

「日本はキーマーケットの一つと捉えています。その日本でこのような機会を設けることが出来て大変嬉しい。是非この機会に、ラ・リーガやスぺイン文化について、日本の皆さまに興味を持っていただきたい」

コディナ氏は、先月都内で発表されたH.I.S.とのオフィシャル・トラベルパートナー契約の締結に際しても、「スペインという国が持つサッカー以外の魅力、文化や食事、観光地などにも出会って欲しい」と語っており、スペインの観光・文化資産を最大限活用する姿勢は一貫している。

ラ・リーガ 東南アジア、日本、韓国、オーストラリア地区 マネージングディレクターのイバン・コディナ氏

スペインエクスペリエンスは、ラ・リーガがリーグやその所属クラブ、そしてスペイン自体の魅力を世界へ発信することを目指して、スペイン政府の支援などを受け2014年に立ち上げたイニシアチブ「ラ・リーガ ワールドチャレンジ」の一環。

同イニシアチブでは他にも、ラ・リーガを代表するチームのエキシビジョンマッチ「LaLiga World(ラ・リーガ ワールド)」、女子サッカーのエキシビジョンマッチ「LaLiga Women(ラ・リーガ ウーマン)」、サッカー以外のスペイン・スポーツを紹介する「Champions of Spain(チャンピオンズ・オブ・スペイン)」などのプログラムを世界各地で展開している。

今後のスペインエクスペリエンスの活動は未定というが、ラ・リーガの日本市場担当者であるオクタビ・アノロ氏(当時)は以前HALF TIMEのインタビューに対し、「リーグも素晴らしいですが、スペインという国も素晴らしい」と語った上で、昨年から今年にかけて12回のセミナーで約100名に向けてスペインの魅力を伝え、また50ものイベントを通して日本のファンとコミュニケーションしてきた点を強調していた。

今後一層、ラ・リーガの日本における活動の活発化が注目される。

(写真提供=ラ・リーガ)

 
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