2020年に控えた東京オリンピックですが、その応援ソングを歌うアーティストがついに決定されました!そして、この記事では、各テレビ局での東京オリンピックの応援ソングや歴代オリンピックの応援ソング、日本の皆さんが選ぶ、東京オリンピックの応援ソングを歌って欲しかったアーティストの紹介もしていきます。いよいよ1年後に迫った東京オリンピック。今から応援ソングを聞いて、口ずさみながら応援していきたいですね。
東京オリンピックの応援ソングは米津玄師の「パプリカ」に決定!
2020年の東京オリンピックの応援ソングは、米津玄師がプロデュースすることが発表されました。
米津玄師が作詞、作曲を手がけた楽曲「パプリカ」は、オーディションで選ばれた小学生の新ユニット「Foorin」が歌うことが決定。
「パプリカ」に込めた思いとして、米津玄師は「子供へ向けた音楽」と説明しています。また、「この曲を聞いた子供たちが小さな世界を元気に生きていくための糧(かて)になりますように」と意図を説明しています。
そのため、「パプリカ」を歌うのも小学生ユニットに決まったのではないでしょうか。子供たちが発信する、子供たちの未来。心にぐっとくるものがあります。
「パプリカ」は2018年8月にシングルCDとしてすでに発売されていますので、まだチェックしていない人はぜひ聞いてみてくださいね。
「パプリカ」を歌う「Foorin」って誰?
「Foorin」は、小学生5人組のユニットで、メンバーは、たける、りりこ、ちせ、もえの、ひゅうの5人です。
NHKからオファーを受け、東京オリンピックの応援ソングのプロデュースをするのは米津玄師で、新曲の「パプリカ」(2018年)を手がけるのも、「Foorin」のプロデュースを手がけるのも米津玄師です。
アンニュイな風貌と心にぐっとくる歌詞で若者を中心に大注目を集めている米津玄師が手がけた「パプリカ」は「ダイレクトに子供に向けた音楽」だといいます。
そんな「パプリカ」を歌う「Foorin」は小学2年生~6年生までで結成された5人組のユニット。2018年8月~9月のNHK「みんなのうた」で登場し、テレビ初公開となりました。今後は様々な形で「パプリカ」がお披露目されます。
老若男女問わず踊れるような、キャッチーなダンスが振り付けられる予定で、すでに「Foorinダンス」と名付けられ、期待されているようですよ。
ぜひ、「パプリカ」を聞いて、NHKのオリンピックを応援してみませんか?
歴代のオリンピック応援ソングは?2020年のオリンピック各放送局の応援ソング予想も
オリンピックでは、選手たちが一生懸命に自分自身と向き合い、競技に挑んでいる姿に感動させられるものですが、それをさらに感動的なものにするのが、応援ソングです。
ここでは、各テレビ局の2020年の東京オリンピック応援ソングの予想と、歴代のオリンピックの応援ソングについて紹介していきます。
NHK
【歴代のオリンピック応援ソング】
1998年 長野オリンピック 「SHOOTING STAR」/F-BLOOD
2000年 シドニーオリンピック 「Get U’re Dream」/ZARD
2002年 ソルトレークシティオリンピック 「果てなく続くストーリー」/MISIA
2004年 アテネオリンピック 「栄光の架橋」/ゆず
2006年 トリノオリンピック 「誓い」/平原綾香
2008年 北京オリンピック 「GIFT」/Mr.Children
2010年 バンクーバーオリンピック 「BLESS」/L’Arc~en~Ciel
2012年 ロンドンオリンピック 「風が吹いている」/いきものがかり
2014年 ソチオリンピック 「今、咲き誇る花たちよ」/コブクロ
2016年 リオデジャネイロオリンピック 「Hero」/安室奈美恵
2018年 平昌オリンピック 「サザンカ」/SEKAI NO OWARI
NHKのオリンピックは中継のたびに違うアーティストが曲を担当しています。さらに、NHKのオリンピック応援ソングに選ばれたアーティストはその年の紅白歌合戦に出場がほぼ決定します。
【2020年東京オリンピックの応援ソング】
NHKの場合は、2020年の東京オリンピックの応援ソングは米津玄師が手がけ、「Foorin」の歌う「パプリカ」に決定しています。
2018年8月にはすでにCD化され、発売もされていますので要チェックですよ!
日本テレビ
【歴代のオリンピック応援ソング】
1998年長野オリンピック 『明日が聴こえる』/J-FRIENDS
2000年シドニーオリンピック 『PARTNERSHIP』/松任谷由実
2002年ソルトレークシティオリンピック 『try your emotion』/w-inds.
2004年アテネオリンピック 『Hero』/嵐
2006年トリノオリンピック 『Born To Be…』/浜崎あゆみ
2008年北京オリンピック 『風の向こうへ』/嵐
2010年バンクーバーオリンピック 『揺らせ、今を』/嵐
2012年ロンドンオリンピック 『証』/嵐
2014年ソチオリンピック 『Road to Glory』/嵐
2016年リオデジャネイロオリンピック 『Power of the Paradise』/嵐
2018年平昌オリンピック 『白が舞う』/嵐
【2020年東京オリンピックの応援ソング予想】
オリンピックが開催されるごとに「嵐」が応援ソングを担当していることや、2020年に嵐が活動を休止することから、日本テレビでは2020年の東京オリンピックでも、応援ソングは嵐が担当するのでは?という声が多く上がっています。
フジテレビ
【歴代のオリンピック応援ソング&2020年東京オリンピックの応援ソング予想】
1998年 長野オリンピック 『湾岸スキーヤー』/少年隊
2000年 シドニーオリンピック 『ポリリズム』/久保田利伸
2002年 ソルトレークシティオリンピック 『Understanding』/hitomi
2004年 アテネオリンピック 『今が人生』/森山直太朗
2006年 トリノオリンピック 『WIND』/倖田來未
2008年 北京オリンピック 『もっと遠くへ』/レミオロメン
2010年 バンクーバーオリンピック 『LUCKY☆STAR』/大塚愛
2012年 ロンドンオリンピック 『STARS』/Superfly&トータス松本
2014年 ソチオリンピック 『number one』/絢香
2016年 リオデジャネイロオリンピック 『Joy-ride ~歓喜のドライブ~』/EXILE
2018年 平昌オリンピック 『ハロー カゲロウ』/GReeeeN
毎回さまざまなアーティストを起用しているのがフジテレビの特徴です。2020年の東京オリンピックでは、関ジャニが2019年の春からスポーツ系のBGMに使用されていることもあり、関ジャニが2020年の東京オリンピックの応援ソングに起用される可能性が大きいです!
テレビ朝日
【歴代のオリンピック応援ソング&2020年東京オリンピックの応援ソング予想】
1998年 長野オリンピック 『見つめていたい』/Romi
2000年 シドニーオリンピック 『HEY!』 /福山雅治
2002年 ソルトレークシティオリンピック 『Always』/前田亘輝
2004年 アテネオリンピック 『ARIGATO』/B’z
2006年 トリノオリンピック 『Triangle』/SMAP
2008年 北京オリンピック 『HIGHER STAGE』/福山雅治
2010年 バンクーバーオリンピック 『スーパースター』/SMAP
2012年 ロンドンオリンピック 『GAME』/福山雅治
2014年 ソチオリンピック 『GAME』/福山雅治
2016年 リオデジャネイロオリンピック 『1461日』/福山雅治
2018年 平昌オリンピック 『1461日』/福山雅治
テレビ朝日は4回連続で福山雅治が応援ソングを担当しています。(なぜか夏季・冬季と、同じ曲を使い回しているのも気になるところではあります)2020年の東京オリンピックも福山雅治が担当する可能性が濃厚です。今回は国内でのオリンピックですし、曲は新たな曲がいいな、と思います。
TBS
【歴代のオリンピック応援ソング&2020年東京オリンピックの応援ソング予想】
1998年長野オリンピック 『Unite!The Night!』/TRF
2000年シドニーオリンピック 『I WISH』/モーニング娘。
2002年ソルトレークシティオリンピック 『そうだ!We’re ALIVE』/モーニング娘。
2004年アテネオリンピック 『ススメ!』/SMAP
2006年トリノオリンピック 『まっ白』/小田和正
2008年北京オリンピック 『この瞬間(とき)、きっと夢じゃない』/SMAP
2010年バンクーバーオリンピック 『Heal The World』/マイケル・ジャクソン
2012年ロンドンオリンピック 『Moment』/SMAP
2014年ソチオリンピック 『Moment』/SMAP
2016年リオデジャネイロオリンピック 『ありがとう』/SMAP
2018年平昌オリンピック 『HERO』/マライア・キャリー
TBSではここのところSMAPがオリンピックの応援ソングを担当することが多かったのですが、突然の解散もあり、2018年の応援ソングにはマライア・キャリーを起用しています。
2020年の東京オリンピックではどうなるのでしょうか。TBSは小田和正とのつながりも深いので、もしかすると、小田和正が東京オリンピックの応援ソングを担当するかもしれません。
テレビ東京
【歴代のオリンピック応援ソング&2020年東京オリンピックの応援ソング予想】
1998年 長野オリンピック 『愛は愛さ』/田原俊彦
2000年 シドニーオリンピック 『SUKIYAKI』/ニッキー・モンロー
2002年 ソルトレークシティオリンピック 『KEEP ON YOUR SIDE』/勝又亜依子
2004年 アテネオリンピック 『Z!Z!Z! Zip!Zap!Zipangu!』/島谷ひとみ
2006年 トリノオリンピック 『Together』/Crystal Kay
2008年 北京オリンピック 『FLY AWAY』/EXILE
2010年 バンクーバーオリンピック 『Believe』/青山テルマ
2012年 ロンドンオリンピック 『Physical』/Bradberry Orchestra feat.スガシカオ、Salyu、Crystal Kay
2014年 ソチオリンピック 『START』/Every Little Thing
2016年 リオデジャネイロオリンピック 『起死回生』/和楽器バンド
2018年 平昌オリンピック 『翼』/NOKKO
テレビ東京の東京オリンピックの応援ソングに関しては、予想が立たないというのが正直なところです。なぜなら毎回選曲がおしゃれすぎるからです。
今、ポップスでも話題の4人組バンド「シド」を、起用するのでは?との声もあがっています。きれいな歌声とメロディーが日本らしさも演出しているからです。
東京オリンピックで応援ソングを歌って欲しいアーティスト
では次に、2020年、東京オリンピックで応援ソングを歌って欲しいアーティストを、2773人の方々を対象にアンケートを行いました。その結果をランキング形式で見ていきましょう。
5位 福山雅治
第5位に選ばれたのは福山雅治。
テレビ朝日では何度も起用されていることについて記載しましたが、選ばれる理由は…
「長年、みんなから愛されている人に歌って欲しい」
「明るく、未来的な歌を歌って欲しいから」
「パワーがあるから」
などとなっています。
日本人女性に強く支持されている福山雅治。名曲「虹」はウォーターボーイズでも起用されていますが同じスポーツということで、オリンピックにも向いていますよね。明るくパワフルな印象の曲が多く、爽やかで、とてもオリンピックらしさがあるのではないかと思います。
4位 安室奈美恵
4位に選ばれたのは惜しまれつつ引退した安室奈美恵。選ばれた理由は…
「歌唱力があるから」
「歌に伸びがあり、上手だから」
「国民的な人気があるから」
なとどなっています。
2016年にリリースされた「Hero」が今でも耳から離れないほどです。「歌が上手い」「好きだから」というファンの支持が多かったのが4位に選ばれた理由でした。
激しいダンスをしながらも歌唱力がぶれないのはさすがですよね。
3位 DREAMS COME TRUE
第3位に輝いたのはドリカムことDREAMS COME TRUEです。
選ばれた理由はというと…
「壮大な曲もポップな曲も歌えて、エンターテインメント性があるから」
「夢のある明るい曲になりそうだから」
「上手くて声量もあって安心して聞ける気がします」
など。
キーワードは「壮大」というところにあり、その壮大さがオリンピックにはぴったりなのではないかという意見も多くあります。
特に30代以上の方の支持を多く得ているようでした。
2位 ゆず
「ゆずといえば力強く歌うイメージ」
「オリンピックにふさわしい、『栄光の架け橋』を超える名曲を!」
など、ゆずに東京オリンピックの応援ソングを歌って欲しいと思っている人が多数いることから、ゆずが2位に輝いています。
「力強い」というコメントがあるように、彼らの歌詞や歌い方は全力で力強さがあり、オリンピックにふさわしいといえます。
『栄光の架け橋』のような感動的で力強い楽曲をもう一度聞きたいと期待している人も多いのではないでしょうか。
1位 宇多田ヒカル
第1位に選ばれたのは宇多田ヒカル。
皆さんが選んだ理由としては…
「歌唱力があるから」
「いい曲を創るから」
「世界で人気だから」
「海外にも名が知られているから」
などとなっています。
老若男女問わず人気があり、1位に選ばれました。「歌や曲が良い」というコメントが数多く寄せられ、世界的にも有名な宇多田ヒカルが東京オリンピックの応援ソングを歌えば、海外の観客も思わず口ずさんでしまうかもしれません。
海外の人も知っている歌手ということもあり、テレビ局の中には宇多田ヒカルを東京オリンピックの応援ソングとして起用する局もあるかもしれませんね。
まとめ
ここまで、2020年の東京オリンピックの応援ソングについて紹介してきました。
2019年現在、NHKでは米津玄師のプロデュースする楽曲「パプリカ」が起用されることが決定されましたが、まだ民放の各局では未定の状態です。
これから続々と決まっていくことが予想される東京オリンピックの応援ソング、楽しみに待っていましょう。
(TOP 写真提供 = Karolis Kavolelis / Shutterstock.com)
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