意外と知らない日本野球の歴史。誰がいつ日本に野球を紹介したの?

日本は、豊かな歴史と深い文化的伝統を持つ国です。野球もその一つ。野球は1世紀以上にわたって日本で親しまれてきたスポーツであり、今でも日本で最も愛されている娯楽の一つです。実際、野球は日本文化に深く浸透しており、野球のない日本という国を想像するのは難しいです。

王貞治さん、長嶋茂雄さん、野茂英雄さんといった名選手は、世界中の野球ファンから尊敬を集めています。そしてもちろん、日本からメジャーリーグに移籍し、最も成功した選手の一人となった鈴木一朗さんもいます。

野球は日本の国技ではありませんが、日本のアイデンティティの重要な一部であることは間違いありません。

日本野球の歴史

野球はアメリカの文化として広く知られていますが、日本におけるその歴史もまた興味深いものがあります。

日本野球の始まり。一体誰が伝えたのか?

日本に野球が伝わったのは、1872年(明治5年)、アメリカ人の教育者ホレス・ウィルソン氏によってであると言われています。ウィルソン氏は開成学園(現在の東京大学)で教鞭をとっていましたが、体育の授業にベースボールを取り入れたところ、たちまち学生たちの間で人気となりました。

1878年、開成学園と明治専門学校(現・明治大学)のチームによる初の野球公式戦が行われました。この試合は好評を博し、他の学校でもチームを結成し、独自の試合を行うようになったそうです。また、「打球おにごっこ」という名でベースボールは全国的に広まっていきました。

創始者のプロフィール

名前 : ホレス・ウィルソン 

生年月日 : 1843年2月10日 – 1927年3月4日

出身地 : アメリカ合衆国メイン州出身

ホレス・ウィルソン氏は、南北戦争従軍後、1871年(明治4年)にお雇い外国人として来日しました。「日本野球のルーツ」として、そしてその功績が称えられ、2003年には日本の野球殿堂入りをしています。

野球の語源

1894年(明治27年)に、日本の教育者で元野球部員である中馬庚氏によって「野球」という言葉が誕生しました。中馬庚氏は「ベースボール」を「Ball in the field-野球」と訳したそうです。

しかしながら、1889年(明治22年)に俳人の正岡子規氏が翻訳したという説がありますが、これは間違いです。理由は、1890年(明治23年)に、正岡子規氏の幼名である「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」という雅号を用い、これが誤解を生じたということです。 従って、「ベースボール」を「野球」と最初に翻訳したのは中馬庚氏となります。

日本における野球人気の理由

1900年代初頭には、野球は日本で最も人気のあるスポーツの一つになっていました。野球は、その長い歴史のおかげで、現在、日本文化の重要な一部であり続けているのです。

日本での野球人気の理由はいくつかあります。ひとつは、野球がとてもわかりやすく、親しみやすいスポーツだということです。他のスポーツと違って、野球を楽しむために複雑なルールを知る必要はありません。比較的シンプルなゲームなので、幅広い年齢層の方々が楽しむことができるというわけです。

現代のデジタル社会、eスポーツは若者世代を中心に人気があり、2018年にはプロ野球eスポーツリーグが発足しました。また、日本でもブームの欧米で発展したブックメーカーで野球に賭ける人も増加し、野球人気はまだまだ劣ってはおりません。

そして、野球の歴史が長いためか、野球を取り巻くコミュニティも強く、このような背景から、野球は日本で最も人気のあるスポーツの一つとなっているのです。

まとめ

野球は現在、日本で最も人気のあるスポーツの一つですが、必ずしもそうであるとは限らないという指摘もあります。

ひとつは、近年、野球をする若者が減少していることです。これは、サッカーやバスケットボールなど、よりエキサイティングで現代的とみなされる他のスポーツの人気のためと思われます。

また、野球場は地方にあることが多く、都会に住んでいる人が利用しにくくなっています。日本の人口が都市化するにつれて、野球の人気はさらに低下する可能性があるかもしれません。

しかし、野球は日本文化に深く根付いており、完全に消滅することはないでしょう。たとえ人気が落ちても、野球は世代を超えて愛されるスポーツであり続けることは確かです。


《参考記事一覧》

野球の歴史 Wikipedia

野球殿堂博物館

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