「ゴルフ初心者必見!スコアをうまく管理しよう」

ゴルフスコアの呼び方やつけ方、おすすめのアプリなど、スコア管理に役立つ情報をお届けします。

ゴルフ初心者がつまずきやすいスコア管理について一緒にマスターしていきましょう。

ゴルフはスコア管理が重要な自己申告制のスポーツ

ゴルフのコースは9×2、合計18のコースから成り立っています。

ゴルフではコースのことを「ホール」といい、18ホール全てプレーすることで1ラウンドが終了します。

ひとつひとつのホールには「パー」と呼ばれる規定打数が決められており、ゴルフはこの規定打数より多いか少ないかを記録していきますが、このゴルフスコアは自分で記入していく自己申告制。

審判や記録係などがいないため、ゴルフをプレーする人間が自分でスコアを管理できなければスポーツとして成り立たなくなってしまいます。

ゴルフ初心者はボールを打つことや打球の行方を追うこと、ホールの移動などで精一杯になってしまい、スコア管理でつまずいてしまうことが多いもの。

したがって、ゴルフ初心者はまず、ゴルフスコアについて基礎知識を掴んでおくことが大切です。

経験年数やレベル別の平均スコア

日本には2016年時点で550万人のゴルファーがいるといわれています。

550万人ということは、日本人の20人に1人はゴルフをしていることになります。

20人に1人を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、そこで気になるのが日本のゴルファーの平均スコア。

一般的に、ゴルフを始めたらまずはスコア100を目指すことが目標といわれていますが、「公益財団法人日本パブリックゴルフ協会平成24年調査・研究事業報告書」によると、経験年数1~3年未満の方の多くは、120~130が大半とされています。

経験年数1~3年未満の方のうち、100を切るゴルファーは全体の3%で、スコア100がいかに難しいかを物語っています。

これらのことを考えると、ゴルフ初心者は100~110辺りのスコアを目標にするのが丁度よいといえるでしょう。

経験年数が5~10年になってくると、多くのゴルファーが安定してスコア100を叩き出せるようになってきます。

スコア100を安定して出せるのは、中級者ゴルファーである証拠。スコア70~90になってくると、アマチュアの大会でもそれなりの結果を得られるレベルです。ちなみに、スコア70を切るのはアマチュアゴルファーにとってはかなりの高い壁になります。

ほんの一握りのゴルファーしかその高い壁は超えられません。

さらに、スコア60を切るのは神業に近くなってきます。

スコア60を切ったことのあるゴルファーはプロの中でも数えられるほどしかおらず、あの有名なタイガーウッズさえ68が自己ベストとなっています。

ゴルフスコアの呼び方と記録のつけ方

ここからは、ゴルフスコアの呼び方と記録のつけ方をみていきましょう。

ゴルフスコアの呼び方

たとえば1ホール目の規定打数が5だった場合を考えてみます。

このホールを5打で終えれば0で「パー」となり、6打だと+1で「ボギー」、7打だと+2で「ダブルボギー」、8打だと+3で「トリプルボギー」、9打だと+4で「クワトリプルボギー」、10打だと+5で「クインテュープルボギー」のようになります。

反対に、このホールを4打で終えれば-1で「バーディ」、3打だと-2で「イーグル」、2打だと-3で「ダブルイーグル」、1打だと-4で「トリプルイーグル」となります。

ゴルフスコアのつけ方

記録に必要なゴルフスコアカードや鉛筆は、受付やマスター室に無料で置いてあることが多いので、それを利用しましょう。

ゴルフスコアカードをもらったら、まずはスコアを競う相手の名前を記載します。

また、スコアカードには全18ホールのゴルフスコアを書き込む欄とそれぞれのホールの距離・規定打数なども記載されています。

たとえば、「NO.1/300yard/PAR3」という記載があった場合、1番ホールの距離は300ヤードで、このホールを3打でプレーすればパーという結果を得られますよという意味です。

あとは、プレーしながら自分が何打でひとつひとつのホールを終えたのかを記載していけば大丈夫です。

おすすめのスコア管理アプリ3選

写真提供 = Yura Fresh / Unsplash.com

ゴルフスコアは基本、紙ベースのゴルフスコアカードを用いますが、「手書きでゴルフスコアをつけていくのはめんどくさい」という方もいるでしょう。

そういう方におすすめなのが、ゴルフスコアを管理するための専用アプリの活用です。

ゴルフアプリには、ただゴルフスコアを管理するだけではなくて、成績を分析してくれるものやSNS機能がついていたりするものも登場しています。

本記事では、数あるゴルフスコア管理アプリの中からおすすめのゴルフスコア管理アプリを3つ、ご紹介します。

多彩な分析機能が魅力の「GDOスコア」

「GDOスコア」は、青いコアラのアイコンが印象的なアプリです。

Golf Digest Onlineという国内で最大級のゴルフポータルサイトが運営・提供しているアプリで、操作が簡単で、プレー中でも楽にスコアを入力することができます。

分析機能が豊富にラインナップされており、グラフなどを用いて上達度合いを確認することが可能。パソコンを使えばより詳細な分析ができます。

このアプリは、国内のゴルフコース約2,500カ所を記憶しているため、全国どこでも使うことができます。

基本的に無料で使用することができますが、課金をすれば有料プランも利用可能です。

有料プレミアムプランだとGPS搭載のコースマップナビでグリーンやハザードの距離を知ることや飛距離を計算してくれるため、より正確な分析ができます。

定番の「Golf network plus」

Golf network plus は、480万ダウンロードを記録している大人気のゴルフアプリです。プレー中でも片手で操作できるうえに、ベストスコア・平均スコア・フェアウェイキープ率・平均ストローク数などの詳細な分析が可能。

有料にはなりますが、レッスン動画を観ることができるのも魅力です。

一部の動画は無料でも観られるので、スキルアップにはもってこい。アマチュアゴルファーがダウンロードするべきアプリといえるでしょう。

ゴルフコースが写真で見られる「楽天GORA」

楽天GORAは、楽天が提供しているゴルフスコア管理アプリです。

クーポンなどが随時配信されるなど、嬉しい機能が満載。

いろいろある機能の中でもとくに秀でているのが、フォトギャラリーです。

フォトギャラリーでは、プロのカメラマンが撮影した国内1,900カ所のゴルフコースの写真を見ることができるため、プレーの前にどんなコースか対策を練ることができます。

大会などがあるときに重宝するアプリといえるでしょう。

まとめ 〜ゴルフはスコア管理が大切!

ゴルフスコアについてまとめて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

ゴルフは、スポーツの中でも珍しい自己申告制の競技です。スコア管理ができないとプレーできないので、スコアについてしっかり把握したうえでゴルフを楽しみましょう。

(TOP写真提供 = Mick Haupt / Unsplash.com)


《参考記事一覧》

ゴルフスコアの基礎知識(ゴルフ豆辞典)

コースに出る前に覚えたい!ゴルフスコアの基本(じゃらんゴルフ)

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