魅力的な選手が多い「水泳競技」。
みなさんは、何人の水泳選手をご存じですか?
今回は、数ある水泳競技のなかでも、以下の種目に出場する代表的な水泳選手を紹介します。
本記事では、オリンピック種目の「競泳」「飛び込み」「アーティスティックスイミング」、パラリンピック種目の「競泳」をメインに取り扱っています。
それでは、それぞれの種目に出場する選手、歴代水泳選手の人気ランキングをみていきましょう。
オリンピック出場選手
東京2020オリンピックに出場する水泳選手を、種目別に紹介します。
競泳
競泳とは、さまざまな距離や泳ぎ方で、その速さを競う競技のこと。「競泳ニッポン」とも呼ばれるほど、これまで多くのメダルを獲得してきました。
東京2020オリンピックには、男女合わせて35人の選手が出場しました。そのなかでも代表的な選手、男女5人を紹介します。
男子競泳選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
入江 陵介 | 100m背泳ぎ200m背泳ぎ400mメドレーリレー | 大阪府 | 1990年1月24日 |
佐藤 翔馬 | 100m平泳ぎ200m平泳ぎ混合400mメドレーリレー | 東京都 | 2001年2月8日 |
瀬戸 大也 | 200mバタフライ200m個人メドレー400m個人メドレー | 埼玉県 | 1994年5月24日 |
萩野 公介 | 200m個人メドレー800mリレー | 栃木県 | 1994年8月15日 |
本多 灯 | 200mバタフライ | 神奈川県 | 2001年12月31日 |
女子競泳選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
池江 璃花子 | 400mリレー400mメドレーリレー混合400mメドレーリレー | 東京都 | 2000年7月4日 |
大橋 悠依 | 200m個人メドレー400m個人メドレー | 滋賀県 | 1995年10月18日 |
白井 璃緒 | 800mリレー | 兵庫県 | 1999年9月10日 |
長谷川 涼香 | 200mバタフライ | 東京都 | 2000年1月25日 |
渡部 香生子 | 100m平泳ぎ200m平泳ぎ400mメドレーリレー | 東京都 | 1996年11月15日 |
飛び込み
飛び込みとは、ジャンプから入水までの演技と入水の美しさの点数で競う競技。板飛び込み、シンクロ板飛び込み、高飛び込み、シンクロ高飛び込みの4種目があります。
東京2020オリンピックには、男女合わせて11人の選手が出場します。そのなかでも代表的な選手、男女3人を紹介します。
男子飛び込み選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
玉井 陸斗 | 高飛び込み | 兵庫県 | 2006年9月11日 |
寺内 健 | 板飛び込みシンクロ板飛び込み | 兵庫県 | 1980年8月7日 |
西田 玲雄 | 高飛び込み | 大阪府 | 2007年7月16日 |
女子飛び込み選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
荒井 祭里 | 高飛び込みシンクロ高飛び込み | 兵庫県 | 2001年1月18日 |
板橋 美波 | シンクロ高飛び込み | 兵庫県 | 2000年1月28日 |
三上 紗也可 | 板飛び込み | 鳥取県 | 2000年12月8日 |
アーティスティックスイミング
アーティスティックスイミングとは、水中で演技を行いその得点で競う競技。2人で演技を行う「デュエット」と、8人で演技を行う「チーム」の2種目があります。
東京2020オリンピックには、2種目あわせて8人の選手が出場します。そのなかでも2種目に出場する、2人を紹介します。
出場選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
乾 友紀子 | デュエットチーム | 滋賀県 | 1990年12月4日 |
吉田 萌 | デュエットチーム | 愛知県 | 1995年7月2日 |
パラリンピック出場選手
パラリンピックに出場する水泳選手を、紹介します。
競泳
パラリンピックの競泳では、距離と泳ぎ方のほか、障がいの種類や程度によってクラスが分かれています。
東京2020パラリンピックには、男女合わせて27人の選手が出場します。そのなかでも代表的な選手、男女3人を紹介します。
男子競泳選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
木村 敬一 | 100mバタフライ(視覚障がいS11) | 滋賀県 | 1990年9月11日 |
鈴木 孝幸 | 50m自由形(運動機能障がいS4)200m自由形(運動機能障がいS4)150m個人メドレー(運動機能障がいSM4) | 静岡県 | 1987年1月23日 |
東海林 大 | 200m個人メドレー(知的障がい) | 山形県 | 1999年3月9日 |
女子競泳選手
選手名 | 出場種目 | 出身地 | 生年月日 |
宇津木 美都 | 100m平泳ぎ(運動機能障がいSB8) | 京都府 | 2003年1月29日 |
小野 智華子 | 100m背泳ぎ(視覚障がいS11) | 北海道 | 1994年10月2日 |
芹澤 美希香 | 100m平泳ぎ(知的障がい) | 神奈川県 | 2000年8月13日 |
水泳選手人気ランキング
日本には、数多くの水泳選手がいます。そのなかでも、とくに人気が高い水泳選手を男女別で紹介します。
男子水泳選手
男子水泳選手は、これまでのオリンピックで数多くのメダルを獲得してきました。
そんな男子水泳選手のなかでも、とくに人気が高い選手TOP3を紹介します。
1位:北島 康介
北島選手は、2004年アテネオリンピックと2008年北京オリンピックの100m・200m平泳ぎで、金メダルを獲得した選手です。
2大会連続2種目制覇という、日本初の快挙を成し遂げました。
また「チョー気持ちいい」や「なんも言えねぇ」など、数多くの名言を残したことでも有名で、引退した現在でも人気が高い選手です。
2位:入江 陵介
入江選手は、主に背泳ぎを専門とした水泳選手です。
2012年ロンドンオリンピックでは、200m平泳ぎと400mメドレーリレーで銀メダル、100m背泳ぎで銅メダルを獲得しました。
得意とする背泳ぎでは、2つの日本記録を保持しています。
水泳選手らしい筋肉と整った顔立ちで、とくに女性からの人気が高い選手です。
3位:鈴木 大地
鈴木選手は、1988年ソウルオリンピックで100m背泳ぎに出場し、金メダルを獲得した水泳選手です。
日本の競泳としては、16年ぶりの金メダル獲得となり、世間をにぎわせました。鈴木選手といえば、スタート時に潜水で進む「バサロ泳法」が有名です。
引退後も、初代スポーツ長官や大学の特任教授など、様々な分野で活躍されています。
女子水泳選手
女子水泳選手も、オリンピックで数多くのメダルを獲得してきました。
そんな女子水泳選手のなかでも、とくに人気が高い選手TOP3を紹介します。
1位:池江 璃花子
池江選手は、主に自由形とバタフライを専門とした水泳選手です。
個人で、11もの日本記録を保持しています。
2019年に白血病を患い、東京2020オリンピックを断念していましたが、オリンピックが1年延期されたことで出場を目指してリハビリ。2021年の日本選手権では4冠を達成し、東京オリンピックへの出場を勝ち取りました。
国民に勇気と希望を与え、人気が高い選手です。
2位:岩崎 恭子
岩崎選手は、1992年バルセロナオリンピックの200m平泳ぎで金メダルを獲得した水泳選手です。
金メダルを獲得した当時の年齢は、なんと14歳。日本の最年少金メダリストとして、一躍有名となりました。
1998年に引退した後も、競泳のコメンテーターやインストラクターなどで活躍。競泳界を支えてきた立役者です。
3位:大橋 悠依
大橋選手は、個人メドレーを専門とした水泳選手です。
個人メドレーで、4つの日本記録を保持しています。2016年のリオオリンピック選考会では3位で、おしくも代表入りを逃しました。
しかし、2021年の東京オリンピック選考会で200m・400m個人メドレーを制して、初の代表となりました。
笑顔が魅力的で、人気が高い選手です。
まとめ
今回は、オリンピック・パラリンピックに出場する水泳選手や、人気の水泳選手について紹介しました。
歴代のオリンピック・パラリンピックを含め、日本には実力のある数多くの水泳選手がいます。
今後も、日本の水泳選手から目が離せません。
(TOP写真提供 = Serena Repice Lentini / Unsplash.com)
《参考記事一覧》
パラ水泳の内定選手一覧 - 東京オリンピック・パラリンピックガイド(Yahoo!JAPAN)