東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新たな人事から、ラグビー「最後のトップリーグ」が開幕、そしてJ1リーグも開幕を迎えるなど大きな動きを見せた2月。マラソンのオリンピックメダリスト・有森裕子氏の緊急提言や、ファン調査からプロスポーツクラブの地域ファンを考える「#データで語ろう」の連載開始など、今月のHALF TIMEマガジンの人気記事・連載を振り返ります。
有森裕子「今、私たちが本当に考えなければならないこと」
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の当時会長だった森喜朗氏が、女性蔑視発言によって辞任。オリンピック精神に反した発言は国内外からの非難の的となりました。ジェンダー平等に賛同するHALF TIMEでは、マラソンのオリンピックメダリストであり、スペシャルオリンピックス日本理事長の有森裕子氏に、3回の連載で「緊急提言」を行っていただきました。
ジェンダー、コロナ、東京2020。有森氏が一連の騒動に対してどう感じたか、問題の本質はどこにあるのか。そして東京2020の開催をいかに考え、スポーツ界の未来に求められることは何か。同氏からのメッセージはスポーツ界のみならず、全ての人が社会の在り方について今一度考えるきっかけになるのではないでしょうか。
第1回:「私たちが本当に考えなければならないこと」
第2回:「日本が東京2020について考えなければならないこと」
第3回:「スポーツ界が未来のために考えなければならないこと」
【#データで語ろう】Jクラブの「地元ファン」をどう定量化して捉えるか?
近年、プロスポーツクラブでも進められる「データドリブン」な企業経営。データの分析とそれに基づいたファン獲得施策、既存ファンのエンゲージメントはクラブの生命線ともいえます。連載「#データで語ろう」では、地域ファンの育成について、マーケティングアンドアソシェイツ 取締役シニアリサーチディレクターの高橋隼人氏が解説します。
【データで語ろう#1】Jクラブの「地元ファン」をどのように定量化して捉えるか?
ラ・リーガの新たな日本駐在員ギエルモ・ペレス氏インタビュー
世界の主要マーケットに駐在員(デリゲート)を派遣するなど戦略的なローカライゼーションを展開するスペインサッカーリーグのラ・リーガ。新たな日本駐在員に就任したギエルモ・ペレス氏に、ナイジェリアでの駐在経歴も持つ同氏のこれまでと、日本市場での今後の展望について聞きました。
▶︎ラ・リーガの新・日本駐在員ギエルモ・ペレス氏インタビュー
コロナ禍で進められるイノベーションとは【HALF TIMEアカデミー第3期】
無観客試合や入場者数の制限など、コロナ禍で大きな影響を受けるスポーツ業界。クラブの収入源の減少、アスリートのモチベーション維持、そしてファンとのつながりの希薄化など様々な問題を顕在化する中、『HALF TIME Global Academy』の第3期では、NBAワシントン・ウィザーズの親会社Monumental Sports & Entertainment、放送テクノロジーのKiswe Mobile、 スペインサッカークラブのビジャレアルCFから講師を迎え、チケットセールス、テクノロジー、マーケティング、スポンサーシップについて講義が展開されました。
【講義録#1】立ち止まらないスポーツ界、コロナ禍でも進むイノベーションとは?
全12回の講義も残すところあと5回。全講義に同時通訳・アーカイブ配信があり、各回だけの途中参加も可能です。公式Webサイトは〈こちら〉から。