実は多い!?サッカー業界で活躍する女性|女性に向いている職種を徹底解説します

カッコいいユニフォームや選手たちの活躍が魅力的なサッカー。サッカーファンが増えていく中で、スタジアムまで足を運ぶ女性ファンも増えています。そんな中で、やはりサッカーに携わる仕事がしたい!と思うのは自然な流れかと思います。そこで今回は、「女性が活躍できるサッカー関連の仕事の紹介」や、「実は、サッカー業界のどんな職種に女性が多いのか?」等について紹介します。
サッカー業界で働きたい女性をはじめ、これから就職する学生さんや転職を考えている社会人の方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サッカー業界で女性が活躍できる仕事とは?

J League
写真提供 = Dziurek / Shutterstock.com

まずは、サッカー業界で女性が活躍できる仕事について紹介します。どの仕事も無資格でできる仕事なので、どなたでもチャレンジすることが可能です。それでは、詳しく見ていきましょう。

Jリーグのクラブチームスタッフ

Jリーグのクラブチームスタッフは、いわゆるクラブのフロントです。企画部や運営部、広報部や営業部、強化部など幅広い部署があり、チームのホームページに求人が掲載されています。こまめにチェックしてみるのもいいでしょう。

上記の中でも特に企画部と運営部、広報部は男女関係なく受け入れているチームが多くあります。

女性の意見を取り入れることで、今までにない成功を収めるということもあるため、むしろ女性を積極的に受け入れているチームもあるほどです。

Jリーグのクラブチームスタッフとして働く最大のメリットは、チームの一員として、選手と一緒に働ける点です。

Jリーグを裏で支える仕事がしたい方には最適といえるでしょう。

広告代理店

各サッカークラブには運営チームがあります。自分たちのチームのファンを増やすため、または設備を整えるため、といったことに対し、資金を集める目的で広告を出したりグッズを販売したりしています。

そんなとき重要になるのが広告代理店です。

運営チームは広告のプロたちと一緒に「どのようにしたらファンが増えるだろう?」と考えていきます。つまりは、サッカークラブの運営チームと一緒に仕事をする広告代理店で働くことで、自然とサッカー関連の仕事に携わることができるのです。

広告の種類によっては有名選手と関われるチャンスもありますよ!

広告代理店によっては、1つのサッカークラブだけでなく複数のサッカークラブと契約している場合もあります。

いろいろなサッカークラブと仕事がしたい方にオススメなのが、広告代理店の仕事です。

通訳

Jリーグには日本人だけではなく、外国人の監督やコーチ、選手がいます。国籍も、ブラジルやイタリア、スペインなどさまざまです。

そこで活躍するのが通訳です。

最近では、ワールドクラスの選手がJリーグに移籍するなど、Jリーグのクラブにくる外国人の増加が見込まれています。そのため、通訳の需要はどんどん高まっていきそうです。

通訳には資格は必要ありませんが、サッカークラブで通訳として働くには、その国の言葉を話せることはもちろん、サッカーの専門知識も必要です。

学生時代にサッカーをしていて、さらに外国語を学んでいた人には適した仕事といえるでしょう。

お給料面は、時給制だったり、固定給であったりと、チームや所属団体によって変わってきますが、一般的には通訳の給料は安定しているといえます。

スポーツカメラマン

スポーツカメラマンは、試合中の選手のプレーを撮影する仕事です。90分間集中力を切らさずに撮影をし続けることが必要となるので、かなりの集中力が必要になります。

スポーツカメラマンは、新聞社に所属したり、フリーのカメラマンとして仕事をしたり、活躍の幅が広い仕事です。

資格は必要ありませんが、まずは専門学校に進学し、写真について学ぶところからスタートするといいでしょう。

スポーツカメラマンのやりがいとしては、自分の撮った写真が広告や雑誌で使用されたり、ネットの記事に掲載される等、人の目に触れるところに使用される点です。

まだまだ女性の少ないスポーツカメラマンですが、なれないわけではないので、チャレンジしてみるのも手段です。

ライター

ライターは、実際に試合を観戦してクラブの戦術についての記事を書いたり、選手や監督に取材をしたり、会見に出たりして記事を書く仕事です。

サッカーのライターは、フリーランスで活躍する人もいれば、会社に所属して記事を書く人もいます。

やりがいとしては、普段は見ることのできないサッカーの裏側を見ることができる点や、自分の書いた記事が多くの人の目に触れることといえます。

ライターになるには、まずはSNSへの投稿から始めてみるといいでしょう。実際にSNSの投稿をきっかけにライター業界にスカウトされた、という人もいます。

もちろん自分から求人検索してみるのもOK!スポーツライターの求人は少ないですが、タイミングによっては、求人が出ていることもありますよ。

サッカー業界で働く女性は実は「広報」が多い!?

サッカー業界のクラブチームには、さまざまな仕事がありますが、「用具係」は重い荷物を運んだりすることがあるため、女性は少ないようです。

また、選手の「スカウト」や「編成」の部署も男性の方が多いのが現状となっていて、女性は「広報」での活躍が多くなっています。

では、そんな「広報」の仕事について見ていきましょう。

仕事内容は?

広報の仕事は、大きく分けて

  • メディア対応
  • 情報発信
  • 取材依頼

の3種類です。

・・メディア対応

メディア対応は、試合の取材にはじまり、選手のインタビューのセッティングや立ち合いなど、選手との接点が非常に多い役割です。チームの成績によって取材の数も変動するので、仕事の忙しさにはばらつきがあります。

・・情報発信

新聞や雑誌、テレビなどのメディアをはじめ、ホームページの運営や各種SNSなどでの情報発信も大切な仕事の1つです。

ファンやサポーターのために情報発信を頑張りすぎてしまい、深夜遅くまで更新をし続けてしまうことも。そんな時は時折ファンやサポーターに心配されてしまうこともあります。

・・取材依頼

クラブが注目してほしいイベントや試合があるときには、各メディアに対し、取材依頼を行うのも広報の仕事です。

期待していること

クラブのスタッフが男性スタッフだけになってしまうと、流行や価値観に偏りができてしまいます。

そこで、女性スタッフを採用して女性の意見を取り入れることで、新たなサービス展開をすることを期待しています。

女性ファンを増やすためにも女性目線での意見は重要なので、広報の部署には女性スタッフが積極的に採用されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここまで、サッカー業界で女性が活躍する仕事の紹介や、サッカークラブの仕事では「広報」で働く女性が多いことをお伝えしてきました。

サッカー業界には様々な仕事があり、女性も活躍できる仕事がたくさんあります。

サッカー業界で働きたいと思っている女性はぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(TOP写真提供 = Angelo Giampiccolo / Shutterstock.com)


《参考記事一覧》

サッカークラブの広報は、見えないところでチーム選手を支える仕事。

ジョブサカ! Jリーグクラブから内定をもらうまで

人脈もルールの知識もなかった女性が、サッカーの仕事に就けた理由

サッカーに関わる仕事11選。女性でも無資格でも、就職することが可能な仕事を紹介