全仏オープン、OPPOと公式スマートフォンパートナー契約

ウィンブルドンに続く「中国企業初」パートナー

フランステニス連盟(FFT)は、2019年5月、中国のスマートフォンブランドOPPOとのパートナーシップを締結し、OPPOが「全仏オープン」と「ロレックス・パリ・マスターズ」のプレミアムパートナー兼公式スマートフォンとなる契約を発表した。契約期間は2019年~2021年の3年間。

今回の契約により、OPPOは全仏オープンで初となるスマートフォンカテゴリのパートナーとなり、また中国企業として初のパートナーともなる。OPPOは今年4月にウィンブルドン選手権とのパートナー契約を発表したばかりで、一層テニス界での存在感を高める。全仏オープンでは、Emirates、Lacoste、Peugeot、Rolexなど世界的なブランドと並ぶスポンサーとなる。

全仏オープンは、中国市場で大会の認知度を高め、更なるスポンサーシップの販売や、放映権の販売につなげたい考え。FFT会長のベルナール・ジウディセリ氏は、「イノベーションというテーマに基づく今回のコラボレーションは、中国のような主要市場で影響力と存在感を高めるというFFTの国際戦略と完全に合致する」[1]と話す。

OPPOにとっては、欧州市場における、主力商品やコア・テクノロジーのショーケースとしたい狙いだ。全仏オープンでは、OPPOのフラッグシップ・スマートフォン「Find X」や「Reno」で撮影されたが写真が、競技場のフォトギャラリーで展示されるアクティベーションを実施。また将来的には、会場に「OPPOゾーン」を設け、来場者が最新製品やテクノロジーを体験できる機会を提供する。

「In Europe, for Global」 テニス投資で欧州市場狙う

OPPOのテニスへのスポンサー投資は、先月4月に発表されたAll England Lawn Tennis Club(AELTC)/ウィンブルドン選手権に続く契約。グランドスラム4大会のうち既に半数のパートナーとなる。

OPPOは「In Europe, for Global」をモットーに、欧州市場でのビジネス拡大に向けて同市場への投資をコミットしており、ウィンブルドン選手権と全仏オープンとのパートナー契約はその一環だ。その背景には、グローバル市場で先行するAppleやSamsungなどの存在がある。

調査会社カウンターポイントによると、OPPOは2018年、世界最大のスマートフォン市場である中国において、販売台数ベースで、第1位となったOPPO R15を筆頭にトップ10機種のうち5機種を占めた。一方で、グローバル市場では、トップ10機種はApple、Xiaomi、Samsungが独占しており、入り込めていない。[2]

OPPOのバイスプレジデントであるブライアン・シェン氏は、次のように語る。

「今回のパートナーシップは、この一流のテニス選手権を全世界にさらに普及させると共に、OPPOブランドをより広いオーディエンスに届ける貴重なプラットフォームとなると信じている」

「テニスは欧州で最も愛されるスポーツの一つであり、情熱だけではなく気品と芸術性も求められるが、これは最先端テクノロジーと美的満足感を追求するOPPOの姿勢と共鳴する。今回のパートナーシップは、全仏オープンとOPPOの共通のビジョンを表すと共に、ユーザーとより深くつながり、欧州でより多くの人々とエンゲージを図るOPPOにおいて、重要な役割を果たすこととなる」

 
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