Bリーグを観戦するためのチケットについて、詳しく知りたい方に必見です。
本記事では、Bリーグの観戦席のそれぞれの特徴や、チケットの平均価格などについて解説しています。自分にあった観戦席を選ぶことによって、もっとバスケ観戦が楽しめるでしょう。
また、Bリーグチケットのリセールサービスについても紹介しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
Bリーグ チケットとは
日本の男子プロバスケ団体である「Bリーグ」。最近では、日本人の選手がNBAでも活躍していて話題になることが多いでしょう。
日本では現在、39チームのクラブがB1・B2・B3の3つのリーグに分かれておりチケットを購入すれば誰でも観戦することができます。
プロバスケットプレイヤーが、目の前でプレイを繰り広げる姿は迫力満点。特にバスケットは、選手との距離が近く他のスポーツ観戦に比べ臨場感をより味わえます。
Bリーグチケットは、基本的に他のスポーツ観戦と同じでネット販売やチケットピア、コンビニで購入することが可能。少し割高になってしまいますが、当日の試合会場でも販売しているので、事前購入を忘れても安心して見に行けます。
席別相場価格
バスケットは、試合展開が早く選手に近ければ近いほど臨場感を味わうことができます。そのため、Bリーグでは観戦する席によって価格が変動し、基本的に選手に近いほど価格が高くなる傾向がみられます。
以下で、席別の相場価格や観戦席の特徴について解説します。
ご紹介する内容は大人のBリーグチケットですが、あくまで平均価格です。人気のチームによって変わったり、高校生以下は値段が安くなったりします。
ファーストクラス
Bリーグのファーストクラスは、コートのすぐ真横から観戦できる席。選手ベンチと向かい側の席になり、視界の邪魔になるものもなく非常に選手との距離も近い席です。
ファーストクラスは前列・後列の2列あり、チケットの平均価格は以下となります。
- 前列の平均価格:17,900円
- 後列の平均価格:11,900円
ダイレクトに観戦を楽しんだり、選手を間近に感じたりすることができる特別な席です。
ゴールピット
Bリーグのゴールのすぐ裏にあるのがゴールピット席。選手のシュートシーンを間近で見ることができるので、プレイヤーのダンクシーンなどかなりの迫力を味わうことができます。
少し気をつけたいのが、ゴールがあるので少し視界の邪魔になることや、バスケにはコートチェンジがありませんので応援しているチームのゴール側を選ぶなど少し注意が必要です。
ゴールピットは、4列用意されておりそれぞれのチケット平均価格は以下となります。
- 1列目:11,900円
- 2列目:9,000円
- 3列目:7,400円
- 4列目:6,200円
シュートシーンを存分に味わったりしたい方には、このゴールピット席がおすすめです。
ジャンボシート
Bリーグのジャンボシートは、選手ベンチの向かい側の位置で、ファーストクラスの裏側にある観戦席。ちょうどコートの中央付近にあり、少し高い座席から観戦できるので、全体を把握しやすく全ての選手を均等に見渡すことができます。
名前はジャンボシートですが、シートが大きいわけではありません。選手との距離ともそんなに離れていないので、表情などもしっかり確認できます。
ジャンボシートのチケット平均価格は、5,900円です。
SS席
Bリーグでは、選手のベンチの裏側と、向かい側の中央付近から観戦できるのがSS席。コートを横から観戦するかたちで中央付近から見ることができるので、全体的に見渡すことができ、選手の様子もしっかりと見ることができます。
1階の席になるので選手との距離も近く、臨場感もしっかりと味わうことができる観戦席です。
チケットの平均価格は、4,500円となります。
S席
Bリーグでは、コートのちょうど角あたりにあるのがS席。中央から見るのとは異なり、SS席の外側になるので割と端になります。ボールが反対側にいった時は少し見えにくくなるでしょう。
その分、ゴールが目の前にあるのでシュートシーンははっきりと見られます。バスケットで、盛り上がることが多いのはシュートシーンです。
価格を抑えながら、シュートシーンをメインで見たい方にはおすすめの席といえるでしょう。
チケットの平均価格は、3,900円になります。
A席
Bリーグでは、S席のさらに外側にあるのがA席。1階席のなかでは、もっとも角に配置されています。
全体を見ようとすると少し見えにくい部分が出てきますが、ゴールは近くにあるのでシュートシーンは見えやすいです。
A席ならではのよさは、選手が入退場するときの通路がもっとも近いので選手が移動するときは運がよければハイタッチなどの触れ合いができる可能性が高くなります。
チケットの平均価格は、3,700円です。
B席
Bリーグでは、ゴール裏側の左右に設置されているのがB席。目の前にあるゴールは問題なく見えますが、反対ゴールのプレイはかなり見えにくいです。
ゴールピット席の後ろになり、前の観客の観戦の仕方によっては視界の邪魔になることがあるかもしれませんが、シュートシーンなどを間近で感じられる席になります。
チケットの平均価格は、3,400円です。
B席(見切れ)
Bリーグでは、通常のB席はゴールの左右に配置されていますが、B席(見切れ)はゴールの真裏。ゴールが邪魔で見えないプレイが多々出てくる可能性が高いです。
シュートシーンも真裏だけあってよく見えないことがありますが、音や振動は伝わってきますのである程度の臨場感が味わうことができるでしょう。
見えにくい分チケット費用が安くなっており、平均価格は2,600円。Bリーグは、画面でもプレイを見ることができるので割り切って観戦できる方にはおすすめです。
2階席
Bリーグでは、2階席にセンター・サイド・ゴール裏のエンドの3種類があります。
どの席も共通して言えるのが、2階から見ることができるので試合全体を観戦しやすいです。1階席のように選手が近くにはいませんが、全体が見やすいのでオフェンスの際のフォーメーションや戦術、ディフェンス側の対応力など純粋なバスケットを楽しめるでしょう。
チケットの平均価格はそれぞれ異なり、下記となります。
- センター席:3,400円
- サイド席:2,700~2,400円
- エンド席:1,800円
チケットのリセールサービス
Bリーグでは、チケットのリセール(払い戻し)を公式にサポートしています。そのため、チケットリセールサービスは観戦当日に急な用事が入ってしまったり、体調を崩してしまったりしてもチケット代が無駄になることがありません。
リセールできるチケットは種類があり、紙チケットはリセールできません。QRチケットのみがリセールサービスを受けることができるので、気をつけましょう。
また、購入するときも販売するときも手数料が発生します。システム利用料が1枚につき110円がかかり、購入手数料がチケット価格の9%、販売価格がチケット価格の10%を支払うことで利用可能。その他にも利用規約はありますが、購入者にとってもチケットを安く買うことができますし、チケットを無駄にせずに済む販売側にとってもよいサービスになるでしょう。
まとめ
今回は、Bリーグチケットそれぞれの観戦席や平均価格について紹介しました。他のスポーツに比べて、Bリーグは比較的にチケット価格が安く、観戦しやすくなっています。
しかも、公式がリセールサービスもサポートしてくれているので、チケットを無駄にする心配がありません。
バスケットは展開が早く、迫力のあるプレイが楽しめるスポーツで、海外でも日本人のプレイヤーが活躍しており認知度が高まっています。
これを機に、Bリーグの観戦をしてみてはいかがでしょうか。
(TOP写真提供 = nexus 7 / Shutterstock.com)
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