サッカーに関わる仕事に就きたい人必見!仕事の種類と内容を詳しく紹介

「サッカーに関係する仕事をしたい。」

と思うけれど、サッカーに関係する仕事にはどういうものがあるのか分らない、という方も少なくないのではないでしょうか?

本記事では、サッカーに関係する仕事にはどういうものがあるのか、詳しく解説します。

サッカーに関する仕事は多種多様

スポーツには「する」「支える」「観る」の3要素がありますが、サッカーに関する仕事もそれぞれの分野にさまざまなものがあります。

それぞれの分野別に、サッカーに関わる仕事を紹介していきます。

「する」に関わる仕事

「する」に関わる仕事として挙げられるのが、サッカー選手です。

サッカー選手は、JリーグやJFLクラブ、地域リーグに在籍し、収入を得ていますが、JFLクラブや地域リーグに所属する選手の中にはアマチュア選手も。

アマチュア選手の場合、サッカー選手以外の仕事をして収入を得ながらサッカー選手として活動しています。

「支える」に関わる仕事

「支える」に関わる仕事には、選手たち個人をケアするコーチやトレーナー、マネージャーやサッカークラブの運営担当のスタッフ、選手獲得担当のスカウトや試合内容等の情報分析を行うアナリスト、メディア対応の広報や試合を審判するレフェリーなどの仕事があります。

また、「Jリーグ」のリーグ職員として働く場合、各チーム同士の試合日程や会場の調整などの運営を行ったり、放映権などの権利の管理、グッズの販売、リーグスポンサーとの営業、メディア対応の広報などを行います。

「観る」に関わる仕事

「観る」に関わる仕事として、試合をするグラウンドやスタジアムの保全管理や運営を行うというものが挙げられます。

また、サッカー関連の情報を放送するテレビやラジオ、記事を掲載する新聞や一般・専門雑誌などのメディア関係の仕事も。

新型コロナ感染症対策で観客数を制限していることから、映像を観客に届ける放送・通信に関する仕事が注目されています。

それでは、それぞれの仕事について詳しく見ていきましょう。

サッカー選手

サッカー選手には、プロ選手とアマチュア選手とがいます。

プロサッカー選手として仕事をするには、JリーグやJFLクラブに在籍し、プロ契約を結ぶことが必須条件ですが、最近ではJリーグ入りを目指す地域リーグや女子サッカーリーグにもプロ契約選手が増えています。

プロサッカー選手になるには、各クラブのユースから個人的に昇格する、各クラブのスカウトの目に留まり新人として入団する、もしくはセレクションと呼ばれるJリーグやサッカーチームの主催する選手選考会で合格を目指す、という方法があります。

サッカーコーチ

サッカー選手の指導に携わるサッカーコーチには、

  • スクールコーチ
  • アカデミーコーチ
  • トップチームコーチ

の3つがあります。

コーチには、指導技術はもちろん、選手と接するためのコミュニケーションスキルが重要です。コーチとして多くの経験を積むことで、チーム全体を統括するチーム監督になることも。

コーチを仕事とするには、通常、スクールコーチまたはアカデミーコーチから始めることとなります。

また、コーチとなるには日本サッカー協会公認指導者ライセンスが必要となりますが、日本サッカー協会公認指導者ライセンスには、Jリーグクラブや日本代表チームの監督になるための資格ともいえるS級ライセンスからD級ライセンスまでが設定されています。

資格を取得には、コーチ養成講習会に参加し、認定試験に合格することが必要です。

トレーナー

スポーツトレーナーの仕事は、選手を食事などの栄養面でサポートしたり、トレーニングやコンディショニングをサポートしたり、テーピングやマッサージなどを通じてケアをしたりすること。

トレーナーには、クラブチームに所属する人と、所属する治療院などがクラブと契約することによって選手に関わるケースとがあります。

トレーナーとして働くには、能力レベルと専門性をアピールするために、資格を取った方が仕事を得る際に有利になります。

例えば、日本スポーツ協会公認の「アスレティックトレーナー」では、トレーナーとしてのトレーニングからコンディショニングまで全般の知識習得に役立ちます。また、マッサージを行うには、国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」、鍼、灸を使っての選手のケアには国家資格の「鍼灸師」資格があります。

レフェリー

サッカーの試合に欠かせないのが審判、レフェリーです。

レフェリーは笛を吹くことにより試合の流れを大きく変えることに繋がることから、瞬時の判断と決断が必要となります。また、試合中、ボールを追って走り回る選手と同様程度の運動量が必要なので、日頃から体力作りをすることが求められます。

サッカーのプレー経験があり、ルールに詳しく体力に自信がある人におすすめといえるでしょう。

レフェリーになるには、日本サッカー強化が定める1級から4級の認定試験に合格する必要があります。また、J1リーグやワールドカップでレフェリーを務めるには、1級の資格を取得後、プロフェッショナルレフェリーを目指すことになります。

クラブスタッフ

プロサッカーチームのクラブスタッフには、試合内容の分析を行うデータアナリスト、選手の遠征手配や用具の管理を行うマネージャー、国内外の新人や他チームから移籍の選手を獲得するスカウト、スポンサー契約を得るための営業活動、チケット販売やチームの知名度や人気を上げるための企画やSNSを使った広報など、様々な仕事があります。

人材不足になった際に募集がかかることが多いため、クラブスタッフになりたい、という方は募集されていないかどうか、こまめにチェックすると良いでしょう。

アナリスト

アナリストとは、対戦相手の情報を分析し、データを数値化・言語化して各チームの監督やコーチに伝達、チームの勝率を上げるためにアドバイスを行う仕事です。

具体的には入手した映像データをもとに、相手チームの戦術、フォーメーション、キープレイヤー、プレーの出現率や成功率などを数値化し、コーチや監督に伝えます。

データを分析する機材やソフトウェアなどは日進月歩で、将来性のある分野の仕事ですが、データ分析力とそれを論理的に言語化して伝える能力が欠かせません。

サッカーコーチとして指導経験を積んだ後に、アナリストとなる場合が多いのが特徴です。

マネージャー

マネージャーとは、選手やサッカー用具を管理する、プロフェッショナルなチームサポートの仕事です。

具体的には、選手の遠征スケジュールの管理や遠征時の練習場の手配、会場との往復のバスの手配や食事の手配、練習試合の相手との調整やトレーニング用具の準備と維持管理、シューズ・ウエア・飲料ボトルなどのサッカー用品の管理や試合の控室の設営などを行います。

必要なスキルは、ストレスなくスムーズにトレーニングや試合が行える環境作りをすること、そして、不慮の状況に対応できる適応力などが挙げられます。

C級程度の指導員資格やキッズリーダーなどの資格があると、就職に有利です。

スカウト

スカウトの仕事は、国内外から自チームに有益な選手を探し出すこと。

この仕事には、選手を見る確かな目はもちろん、サッカー界での人脈やネットワーク、関係者との交渉力が必要となります。

そういう意味では選手経験やコーチ経験を持つ人が有利とは思いますが、クラブスタッフがクラブ内の異動でスカウトになる人もいます。

選手が信頼できるような人柄や、全国各地を飛び回るフットワークの軽さやタフさも必要です。

スポンサー営業

クラブチームが活動するためには、資金が必要です。

そして、資金を得るためには、チームのスポンサーになってもらえそうな候補企業にアプローチし、プレゼンを行い、スポンサー契約を締結する「営業」がこと重要となります。

また、既存のスポンサー先に対して継続契約の依頼やスポンサー金額の増額交渉を行うなどもスポンサー営業職の役割といえるでしょう。

企画・マーケティング

来場者やファンを増やすために携わる仕事として、企画・マーケティング職があります。

チケット販売告知に関わる広告プランの立案やシーズン通して行われる来場者イベントの企画、試合中に会場で行われるチームマスコットやチアガールによるファンサービスの企画など、来場者を増やし楽しませる企画を立案し、実行します。

広報

クラブスタッフの広報担当の仕事には、メディアの取材対応やチームの発行する広報誌・ポスターなどの企画と作成、チームの公式サイトやSNSの運営があります。

最近ではSNSのデータを使って関心のある顧客層を分析し、マーケティング・ターゲットを絞り、SNSを積極的に上手く使って集客数を増やしているチームも現れており、注目の仕事といえるでしょう。

マーチャンダイジング

クラブスタッフの企画の仕事としては、グッズ販売収入を増やすことに関わる企画立案があります。

人気選手のネームやサイン入りグッズなどの販売や、チームマスコット関連の各種グッズの企画と、グッズメーカーへの発注を行います。

エージェント

エージェント(代理人)とは、サッカー選手の仲介人となって選手とクラブチームとの年俸や各種条件などの契約交渉、国内外クラブチームとの移籍交渉やスポーツメーカーとの用具使用・商品提供などの交渉、弁護士や税理士、ファイナンシャルプランナー等による法務・税務・財務サポート、肖像権の管理などを行う人のこと。選手の引退後のセカンドキャリアの支援も行います。

日本では、2015年に仲介人制度が導入され、仲介人はJFAへの登録が義務化されました。

仲介人に特別な資格は不要で、JFAに申請すれば仲介人として活動はできますが、仲介人を多く抱えるエージェント会社への就職が仕事に就く近道でしょう。

リーグ職員

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)、日本フットボールリーグ(JFL)、日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)など、日本サッカーのトップリーグを運営する組織で働く仕事です。

具体的な業務内容は、試合の主催(試合日程作成)やJFL審判委員会と連携して試合へのレフェリーの派遣調整、所属する各クラブとの意見調整やリーグスポンサーの獲得、放映権の契約と管理やリーグ全体としての広報活動などがあります。

求人募集は不定期であり、新人採用はほぼありません。サッカー業界等で働いた経験のある人、広告代理店やスポーツイベント会社などの経験者が採用される可能性が高いといえるでしょう。

グラウンドキーパー

グラウンドキーパーとは、ピッチの管理をする仕事のこと。

Jリーグでは、ピッチは通年緑であることが定められおり、天然芝を扱う場合であれば、年間通して2種類の芝を成育・管理する必要があります。

スタジアムや施設の管理職員や、施設から委託を受けた芝管理業者がグラウンドキーパーとしての仕事を行います。

スタジアム管理・運営

スタジアムには、メインフィールドのほかにサブグラウンドや、観客席、選手控室、救護・医務室、用具倉庫などの設備があり、それらの管理はプロサッカーが行われるような規模の大きい施設では、所有者である地方自治体の職員が行う場合が多くあります。

クラブが指定管理者として委託を受ける場合もありますが、その場合、クラブ職員が管理を行います。

メディア

メディアの仕事には、テレビ・ラジオの放送や新聞・雑誌などの記事作成など、サッカーの魅力を社会に広めるために貢献する仕事が挙げられます。

最近では、WebメディアやSNSも多く活用されています。

まとめ

サッカーに関わる仕事には、上述した通り、さまざまなものがあります。

求人募集が不定期なものが多いため、自分が就きたい仕事が募集されていないかどうか、こまめにチェックするようにすると良いでしょう。

(TOP写真提供 = pixfly / Shutterstock.com)


《参考記事一覧》

サッカーを仕事にする!サッカーに関わる6個の仕事内容を紹介! (スポジョバ)

サッカーを仕事にする方法 (JAPANサッカーカレッジホームページ)

 
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