毎日の食事やお弁当のおかず、おつまみとしても大人気のウインナー。結論からいうと、ウインナーはダイエット中に食べても問題ありません。
ただし、調味料や調理法で大幅に摂取カロリーが変わるので注意は必要です。
そして、ウインナー100gあたりのカロリーは321kcal。本記事を読むことで、ウインナーのカロリーや栄養価を詳しく知ることができ、ダイエット中でも安心してウインナーを食べることができるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
ウィンナーのカロリーはどのくらい?糖質や栄養価についても解説
まずは、一般的なウインナーのカロリーと糖質、栄養価について下表にまとめました。
カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 | |
ウインナーソーセージ/100g | 321kcal | 3.0g | 28.5g | 13.2g |
皮なしウインナーソーセージ/100g | 206kcal | 2.0g | 12.7g | 13.5g |
フランクフルト/1本(50g) | 298kcal | 6.2g | 24.7g | 12.7g |
ボロニアソーセージ/1人前(40g) | 251kcal | 2.9g | 21.0g | 12.5g |
・ウィンナーのカロリーや栄養価など考察
ウインナーは1本あたり18g〜20gですので、100gは約5本という計算となります。
また、あくまでも上表の数値は目安であり、製品により多少数値に誤差があります。
さらに、肉製品でもあるウインナーはタンパク質はどの製品も変化がありません。
そして、カロリーや脂質が高く、意外にも糖質は低いことが分かります。
ダイエット中の方にはカロリーや脂質、糖質も抑えられる「皮なしウインナー」をおすすめします。
また、ウインナーはナイアシンなどのビタミンB群が豊富な食材であり、特に豚肉を使ったウインナーはビタミンB1が多く含まれ糖質のエネルギー変換や疲労回復にも効果的。成長や細胞の促進を促すビタミンB群、タンパク質などの大切な栄養素が豊富なウインナーは、成長期の子どもにも向いている食材なのかもしれません。
・ウインナーとソーセージの違い
みなさんはウインナーとソーセージの違いを知っていますか?
ウインナーとは、ひき肉に加工し、ケーシング(薄い膜)に詰めたものの総称。正式名称は「ウインナーソーセージ」と呼び、オーストラリアの都市ウイーンに由来しています。
JAS規格(日本農林規格)では、ウインナーは羊腸などの動物の腸のほかに、人工のケーシングを使用した太さ20㎜未満のもの、もしくは羊腸を使用した20㎜以上のものもウインナーと定義されています。
そして、豚腸を使用した太さ20㎜以上、36㎜未満のものを「フランクフルト」。牛腸を使用した太さ36㎜以上のものは「ボロニアソーセージ」と呼びます。
要するに「ウインナーソーセージ」という総称から、原材料とサイズによって呼び方が変わるのです。
ウィンナーはダイエット中に食べていいの?
高カロリーではあるものの、意外と低脂質のウインナー。カロリーを控えたい方やダイエット中の方におすすめの食べ方は、茹でる調理法「ボイル」です。
では、なぜ茹でる「ボイル」がおすすめなのか解説します。
・ウィンナーをボイルする理由
ダイエット中の方が警戒する栄養価は脂質、そしてカロリーだと思います。
焼肉よりしゃぶしゃぶ。照り焼きチキンより蒸し鶏。油を使う「焼き」に比べて、茹でることで余分な脂質が落とされるのです。
また、ウインナーに切れ目を入れると余分な脂質が流れやすくなりカロリーを抑えることができます。
旨味も逃げやすく、ウインナーならではのパリッと感はなくなりますが、ダイエット中に食べるのであれば多少の我慢は必要になるでしょう。
パリッと感が欲しい方は「グリル」を使った調理法もおすすめ。魚焼き機のような網のあるタイプのグリルは余分な脂を下に落とすことができます。
つまり、うまく脂質を減らすことが重要だということです。
他にも、調理に使用する油をサラダ油からオリーブオイルに変えてみることも、ダイエットにはおすすめ。また、ウインナー自体の塩分を利用し、スープやソテーにして塩コショウやケチャップなどの調味料を過剰に使用することは避けましょう。
・ダイエット中にウインナーを食べるときの注意点
ダイエット中は、野菜スープに入れたりカロリーを控えた調理法をしたりしても、もともとウインナーのカロリーは100gあたり321kcalです。
どの点を意識するべきか、下記の2つの注意点が挙げられます。
- 塩分が高い
- 脂質と食品添加物が多い
それでは、詳しくみていきましょう。
ウインナーは塩分が高い
ウインナーは100gあたり2.0gの塩分が含まれています。
塩分の摂りすぎは、むくみや老廃物の排出を妨げる原因にもなり、ダイエット中であれば効果が出にくい体質になるため、過度のウインナーの摂取はやめましょう。
脂質と食品添加物が多い
ウインナーは低糖質ですが脂質も高く、亜硝酸ナトリウムやリン酸塩、合成着色料などの食品添加物が多く含まれています。
健康という観点からも無加工、無添加のものをおすすめします。
ウィンナーのカロリーを抑えた、おすすめのレシピをご紹介!
調理も簡単で、ウインナーのカロリーを抑えたおすすめレシピを紹介します。
・ジャーマンブロッコリー
「ジャーマンブロッコリー」は、糖質の高いじゃがいもをブロッコリーに置き換えたレシピです。
レンジで調理するため簡単で、油も低脂質のオリーブオイルを使用。ウインナーを薄くカットすることで、脂質も減らすことができます。
・ウインナーとほうれん草の卵炒め
「ウインナーとほうれん草の卵炒め」は、栄養満点のほうれん草を使ったウインナーレシピです。
ミックスベジタブルで簡単にさまざまな野菜も摂ることができます。
オリーブオイルとニンニクの風味もよいアクセントになるため、美味しく食べられます。
・デトックスミネストローネ
「デトックスミネストローネ」は、野菜もたっぷり摂れて、トマトのリコピン成分で脂肪燃焼効果が期待できるスープです。
食物繊維も豊富で、便秘解消にも効果的。デトックス効果が得られるため、美容や健康にもよいとされています。
中性脂肪やコレステロールを下げる作用もあるのでダイエット中の方にはおすすめです。
まとめ
今回はウインナーのカロリーや栄養価、低カロリーのおすすめのレシピなどについて解説してきました。
ウインナーは100gあたり321kcalもあり、脂質が高く低糖質とはいえ、塩分や食品添加物の観点からも過剰摂取は絶対に避けましょう。
また、摂取する際は「ボイル」もしくは脂を落とせる「グリル」を使った調理法が最もカロリーを抑えることができます。
そのため、調理時はウインナーに切り目を入れ、余分な脂質を減らすことをおすすめします。
ウインナーの調理法を考慮し、脂肪燃焼効果のあるデトックススープを摂取したり、糖質を抑えた食材に変換したりするなど、うまく食材を理解することがダイエット成功のキーポイントといえるでしょう。
(TOP写真提供 = Rachel Clark / Unsplash.com)
《参考記事一覧》
ウインナーは高カロリー!糖質制限中でも食べれる?栄養素から徹底解説(Healmethy Press)
ウインナーのカロリーはボイルと焼くで違う?糖質制限ダイエットの注意点も(お食事ウェブマガジン「グルメノート」)
ウィンナーソーセージのカロリーグラムのわかる写真館(簡単!栄養andカロリー計算)
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