デジタルスタジアムって何?Jリーグが取り組む全く新しい観戦方法

Jリーグの観戦方法といえば、スタジアムでの観戦をはじめ、DAZNでの観戦やパブリックビューイングなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?今、Jリーグの新しい観戦方法として、デジタルスタジアムという方法がスタートしました。デジタルスタジアムは、従来のパブリックビューイングとは違った、新感覚の観戦方法です。この記事では、デジタルスタジアムの概要や内容を分かりやすく紹介します。さらに、実際に行われた事例も紹介。デジタルスタジアムについて理解が深まる内容です。

Jリーグ デジタルスタジアムとは?

Jリーグデジタルシステムとは、実際に行われている試合をデジタル技術を使って離れた場所で快適に再現し、視聴するためのシステムです。

スタジアムにいるかのような臨場感を体験できるので、熱の入った観戦や応援ができるのはもちろん、スタジアムでは不可能な演出が楽しめます。

例えば、リプレイ動画の視聴やデータを使用した観戦などが可能。

様々な観戦の仕方ができるので、高揚感と高い付加価値がついているといえます。 

観戦者の幅が広がる

Jリーグデジタルスタジアムなら、物理的な要因や費用などの理由でスタジアムに足を運んで観戦をすることが難しい方でも、簡単に観戦することができます。

小さい子どもがいる方にとっても負担が少なく、観戦機会の増加に繋げられます。 

こういった取り組みができるようになった背景には、2019年のシーズンからJリーグが試合映像の著作権をもち、一元管理していることがあります。

Jリーグが自由に映像を配信できるようになったことから、ユニークなサービスが展開できるようになったのです。

この一連の管理システムはフロシキと呼ばれています。

既存のJリーグ配信をベースに、最先端の技術と組み合わせることで集客や供給のネットワーク化を実施。

さらに、Jリーグ以外の国内スポーツでも活用できるようにしようという動きもあるのです。 

デジタルスタジアム初の取り組みは神戸対鹿島戦

Jリーグデジタルスタジアム初の取り組みは、ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズの試合でした。

2019年5月12日、この試合が行われたのはノエビアスタジアム神戸でしたが、デジタルスタジアムが開催された場所は東京都の大手町です。

 価格は席によって異なり、高い席だとゲストとの記念撮影などの特典がありました。

この試合の各席の料金と特典、ゲストは下記の通りです。

席種価格当日価格特典
S席大人¥6,000¥6,500・1ドリンク、お土産付き・ゲストと記念撮影
S席小中高¥3,000¥3,250・1ドリンク、お土産付き・ゲストと記念撮影
S席障がい者¥3,000¥3,250・1ドリンク、お土産付き・ゲストと記念撮影・ヘルパー1名付き
A席大人¥3,000¥3,500・カーペットに着座で観戦
A席小中高(自由席)¥1,500¥1,750・カーペットに着座で観戦
A席障がい者¥1,500¥1,750・カーペットに着座で観戦・当日障がい者手帳を提示
車椅子席大人¥3,000¥3,500・ヘルパー1名付き
車椅子席小中高¥1,500¥1,750・ヘルパー1名付き

★足立 梨花さん

  • 1992年10月16日生まれ
  • 長崎県出身

Jリーグ名誉女子マネージャーとしても活躍する、サッカー大好き女性タレントです。

第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞しました。

近年ではドラマや映画の主演作も多く、存在感を増しています。

★播戸 竜二さん

  • 1979年8月2日生まれ
  • 兵庫県出身

高校卒業後、ガンバ大阪に加入。その後、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、セレッソ大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャ、FC琉球に所属。

1999年、ワールドユースで準優勝を飾りました。現在は、サッカー関連番組の解説やイベントなどでマルチに活躍しています。

★ 石井 正忠さん

  • 1967年2月1日生まれ
  • 千葉県出身

鹿島アントラーズの主力としてプレー。1993年のサントリーシリーズ、1996年のJリーグ、1997年のヤマザキナビスコカップで優勝に貢献しました。

2015年のシーズン途中に鹿島の監督に就任。その年にナビスコカップ、翌年にはチャンピオンシップで優勝しています。

FIFAクラブワールドカップで鹿島をJクラブ初の決勝に導くなど、監督としても大きな成果を収めています。

★日比野 真理さん

  • 三重県出身

1999年からJリーグのピッチレポーターとしてサッカーに関わります。Jリーグ中継のリポーター、サッカー関連番組のMC、インタビュアーとして活躍。

女子サッカーの取材も行っており、2003年から15年間、なでしこジャパンを密着取材。女子W杯では大会に同行し、2011年女子W杯優勝の際に、優勝インタビューのインタビュアーをつとめました。

デジタルスタジアムでは、豪華なゲストも会場を盛り上げていました。

パブリックビューイングとどう違う?

遠隔地での観戦と聞くと、パブリックビューイングを思い浮かべる方も多いことでしょう。

パブリックビューイングは、映画館や試合の開催されていないスタジアムのビジョンに試合映像を映し、集まった大勢のファンと一緒に応援する観戦スタイルですが、デジタルスタジアムがパブリックビューイングと違う点は、デジタル技術を活用することで臨場感のある体験ができることです。

実際に行われたデジタルスタジアム

デジタルスタジアムが実際におこなわれた際、大勢の観客が集まりました。

ピッチ全体の映像が映し出され、一般的なスタジアムのスタンドから観戦しているような感覚でした。

また、ピッチを映し出すスクリーンの左右には、2つ、別のスクリーンを設置。 

このスクリーンには、選手データや試合情報などが映し出され、より見やすくなる工夫がなされていたのです。

さらに、別角度からの映像も映し出されているなど、充実した観戦ができるようになっていました。

音声は、スタジアムの音声のみを放送。

より臨場感を感じられるよう、解説などの制作音声は流しませんでした。

デジタルスタジアムは初めての試みだったので、最初は戸惑っていた観客たち。

しかし、そのレベルの高さから、徐々に盛り上がってきて一体感が高まったようです。

今後の課題としては、コストの問題や左右のスクリーンのコンテンツの充実などが挙げられます。

遠方に住んでいる方や、費用の問題で現地に行けない方にとって、今後、観戦の新たな選択肢になる可能性も高いでしょう。 

まとめ

これまでも、DAZNやパブリックビューイングなど、現地以外での観戦方法はありましたが、新たにデジタルスタジアムという選択肢が増えました。

今後、デジタルスタジアムという新しいコンテンツの充実によって、遠方でも臨場感を感じられる観戦が可能になるでしょう。

施設の問題やコスト面での課題などもありますが、Jリーグの新たな楽しみ方として広まることが期待されます。 

(TOP 写真提供 = Creativa Images / Shutterstock.com)


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