スポーツが好きな人の中には、スポーツ関連の仕事に就きたいと考える人も多いでしょう。
とは言え、スポーツに関わる仕事にはどういうものがあり、自分がどの仕事に向いているのかわからないと感じる人も少なくないはずです。
本記事では、スポーツに関する事務の仕事について、分かりやすく紹介します。
スポーツに関する事務職は「する」人を支える重要な役割
スポーツに関する仕事というと、スポーツを「する」人である選手やプレーヤーをはじめ、それを支えるコーチや監督、トレーナーやメディカルスタッフ、スポーツメーカーやスポーツ用品店など、さまざまなものがありますが、その1つに「事務」があります。
「事務」というと、地味に感じる方もいるかもしれません。
しかし、スポーツ用品メーカーの事務職はスポーツ用品の受注や請求書の作成、サンプル管理や商品チェック、電話対応やデータ入力など、スポーツ用品店の事務職はスポーツ用品の受注や見積書の作成、問い合わせへの対応や商品管理など、スポーツジムの事務職は顧客情報の管理や見学案内など、それぞれの職場に応じてさまざまな業務を行います。
つまり、スポーツに関する「事務」は、スポーツを「する」人を支える重要な仕事といえるでしょう。
スポーツ関連の事務職に就くには
スポーツ関連の事務として働く場合の就職先には
- スポーツ用品メーカー
- スポーツ用品販売店
- スポーツジム
- 公共施設
- 都道府県職員
- 専門学校
などがあります。
それぞれの仕事の内容とポイントについて紹介します。
スポーツ用品メーカー
スポーツ用品メーカーの事務仕事には、前述したスポーツ用品の受注や請求書の作成、サンプル管理や商品チェック、電話対応やデータ入力のほか、郵便物の管理や来客者の対応、取引先データの管理など、さまざまな業務があります。
基本的には、未経験でも就職可能の職種ですが、大手のスポーツ用品メーカーは就職先として人気が高いもの。
そのため、ネームバリューがある会社ほど、就職が難しい、というのが現実です。
スポーツ用品販売店
給料が比較的高く安定しているスポーツ用品販売店。
その事務職の業務内容はというと、前述したスポーツ用品の受注や見積書の作成、問い合わせへの対応や商品管理など。
未経験でも就職することが可能ですが、スポーツ用品販売店では、店頭に立つこともあるため、コミュニケーション能力があることもポイントの1つとなっています。
スポーツ用品の最新作もいち早くチェックできるため、趣味でスポーツを続けている方には魅力的な職場であるといえるでしょう。
スポーツジム
健康志向から、利用者が急増しているスポーツジム。
そんなスポーツジムの事務職も、未経験から就職することができます。
スポーツジムの事務職の業務内容は、顧客情報の管理や見学希望者の案内、販売品の管理や販売に伴うレジ業務、電話応対など、多岐に渡ります。
人と接するのがすき、という方に向いている仕事といえるでしょう。
公共施設
公共施設とは国や市町村が運営する施設ですが、そこで働く人は公務員ではなく一般応募の人。
その業務内容は、施設の予約管理や電話応対、鍵や備品の管理や利用料金の授受、イベント運営の企画立案や広報など。
施設の清掃や安全管理等、施設管理に付随する業務も行うなど、その業務内容は多岐に渡ります。
都道府県職員
都道府県には、スポーツ推進に関する部署があります。
マラソンや駅伝などのイベントの調整やスポーツに関する調査の実施と分析などがその業務内容として挙げられます。
専門学校
スポーツに関する専門学校には、スポーツトレーナーやスポーツクラブインストラクター、パーソナルトレーナーやフィットネストレーナー、スポーツビジネスなど、さまざまなコースがあります。
その事務職の業務内容は、説明会やオープンキャンパス、入学試験などの企画・運営や高校などへの営業訪問、印刷物の作成やSNSの更新など、多岐に渡ります。
WordやExcel、Powerpointなどを使える方がその募集要件として多く、ワードプレスを使用できる場合、新規コンテンツの作成など、ホームページの管理・運営もその業務として含まれます。
まとめ
スポーツに関する事務仕事の役割と就職先について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
スポーツに関する事務には、その就職先に応じてさまざまな業務があります。
スポーツが好きでスポーツに関する仕事に携わりたい、という方は、本記事を参考に、就職先を検討してみてください。
(TOP写真提供 = TippaPatt / Shutterstock.com)
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