【2020年】海外のスポーツテック事例4選を紹介!

スポーツテックとはスポーツとテクノロジーを合わせた造語で、市場の拡大が予想されるもの。

スポーツの「観る」「する」「支える」「創る」の4つの要素それぞれでさまざまなスポーツテックの開発・導入が進められています。

今回は、海外のスポーツテック事例を4つ、紹介します。

スポーツテックとは

スポーツテックとはスポーツとテクノロジーを組み合わせた造語で、スポーツ業界にさまざまなテクノロジーの技術を取り入れることを指します。

スポーツとテクノロジーを組み合わせることで、今あるスポーツに新たな価値を創造したり、従来と異なるビジネスの機会を生み出すことが期待されています。

スポーツテックは「観る」「する」「支える」「創る」の4つの要素に分類されます。

ここでは簡単に紹介させていただきます。

「観る」

「観る」とは、テクノロジーを駆使して新たな観戦環境を作っていくということ。

スタジアムにテクノロジーを活用し、その環境をより快適なものとしたり、より身近なものと感じられるものとすることによって顧客満足度の向上を図っています。

「する」

「する」とは、プロはもちろんアマチュアの人まで、誰でもスポーツを楽しめるようにする取り組み。

この取り組み例として、スポーツとテクノロジーを組み合わせることで、健康促進やトレーニングに取り組みやすくすることなどが挙げられます。

「支える」

「支える」とは、個人やチームのパフォーマンス向上や怪我の防止、スポーツをする環境を整えるなど、スポーツを支えることに関するすべてのものを指します。

「創る」

「創る」は「する」要素に含まれることもありますが、スポーツを楽しむことができる環境を作り出すこと。または、スポーツの楽しみを新たに作り出すことを意味します。

海外のスポーツテック市場規模。現状と予測

2018年には約9,400億円規模であった海外のスポーツテック市場は、2024年には3兆2,900億円と、6年で約3.5倍に成長することが予想されています。

海外では「SportsPro」や「CES(Consumer Electronics Show)」など、さまざまなイベントが開催されています。

海外のスポーツテック事例4選

スポーツテックの事例は数多くありますが、今回はその中から

  • FORM Swim Goggles
  • Brizi
  • FieldWiz
  • Keep

の4つを紹介します。

FORM Swim Goggles

FORM Swim Gogglesは、カナダのバンクーバー発のスタートアップの企業であるFORMが開発した水泳ゴーグルで、選手は泳ぎながら自分のタイムや泳いだ距離などを確認することができるもの。

海外のスポーツテックは数多くありますが、この「FORM Swim Goggles」は「支える」スポーツテックの代表的な事例の1つです。

選手が自分でタイムや泳いだ距離を確認することができるので、コーチは選手の技術面やメンタル面のサポートに集中することが可能。そのため、コーチの負担を減らし、選手のパフォーマンス向上に寄与することができるのです。

FORMの創始者であるDan Eisenhardtは元水泳の選手であり、実体験に基づき現場の声を形にしたのがFORM Swim Gogglesであるといえます。

Brizi

Briziは、カナダ、トロント発のBriziが提供しているサービスで、スタジアムに設置されている数カ所のカメラを自分のスマートフォンで遠隔操作し、写真撮影をすることができるもの。

「みる」分野のスポーツテックの事業例に分類されます。

スタジアムで写真を撮る場合、自分達で自撮りをしたり、第三者にお願いして写真を撮るのが一般的です。

第三者にお願いする場合、撮影してくれる人を探さないといけない、というのはもちろんのこと、撮影してもらった写真に納得がいかなくても妥協するしかない、という悩みがありました。

しかし、Briziを使えば、スタジアムに設置されているカメラによって撮影することができるので、撮影してくれる人を探す必要が無く、納得のいく写真を撮ることができるようになったのです。

Briziによって試合の合間時間をより楽しいものとすることができるようになるなど、スタジアムに脚を運んだ人たちの顧客満足度を上げる効果も期待できます。

FieldWiz

FieldWizはスイス発のスタートアップであるAdvanced Sport Instrumentsが開発したGPSを用いたサービスで、「支える」分野に分類されるもの。

GPSを用いて選手の心拍数や走行距離、速度、体の動きなど、スポーツ選手のパフォーマンスを測定することが可能。

主に、サッカーや野球、ラグビーなどの競技で使用されています。

従来、GPSを活用した分析は資金力のあるチームや選手の特権でしたが、このデバイスは比較的ローコストで導入することができるため、多くの選手やチームが活用できるようになりました。

莫大なデータ量を瞬時に分析することができるので、コーチはスピーディかつ円滑に指導を行うことが可能。

選手一人一人のデータを分析できるため、コーチや選手にとってかなりプラスとなるものだといえるでしょう。

Keep

Keepは中国発のフィットネスマシンやソーシャルネットアプリを手掛けるスタートアップ企業が開発したフィットネスアプリです。

フィットネスを日常的に楽しんでもらうことを目指したものであり、フィットネスに関わるコンテンツやサービス、商品販売や健康情報の配信など、フィットネスに関わるサービスを提供。

商品を購入するだけでなく、それを活用して運動するユーザを増やすためのフィットネス・ソリューションを目指すものである、としています。

ユーザー数は2億人を突破しており、多くの人から利用されているサービスであるといえるでしょう。

まとめ

海外のスポーツテックの現状とスポーツテックの事例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

海外のスポーツテック市場は今後ますます成長することが予想されています。

「する」「観る」「支える」「創る」のそれぞれの視点で開発・導入がすすむスポーツテック

今後、どのようなスポーツテックが開発・導入されるのか、注目が集まります。

(TOP写真提供 = Syda Productions / Shutterstock.com)


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