根強い人気を誇るバレーボールの競技人口|年代別・男女別の実態とは

バレーボールは、1964年の東京オリンピックで日本女子が金メダルを獲得するなど、昭和の時代には「東洋の魔女」と呼ばれるなど、大変な人気を誇る競技でした。

しかし、近年、少子化の影響もあり、日本国内におけるバレーボールの競技人口数は減少傾向にあるとされています。

そこで今回は、世界と日本のバレーボールの競技人口数がどれくらいいるのか、また、年代別や男女別の実態について調べてみました。

世界のバレーボール競技人口は

公益財団法人日本バレーボール協会の資料によると、全世界におけるバレーボールの競技者人口は男女合わせて約5億人。この数字は、全スポーツ中で第1位であり、多くの人から人気の高い競技であるといえます。

ちなみに、第2位はバスケットボールで4.5億人、3位はサッカーで2.6億人と続きます。

バスケットボールやサッカーなど、国内外にプロリーグが多数あり、メディアでの露出度も高い競技を押しのて、バレーボールの競技人口が1位を獲得しているということは、や意外にも感じられる結果ですが、世界各国で愛されているスポーツであるという証明といえるでしょう。

日本のバレーボール競技人口

世界に5億人いるバレーボールの競技者人口の中で、日本国内でのバレーボール競技者登録人口は42万人。この数字は日本バレーボール協会に登録しているチームに所属する選手の総数であり、本格的にバレーボールをプレーしている選手の数を示しています。

一方、笹川スポーツ財団が2018年7月から8月にかけて18歳以上の男女3,000人を対象に実施した「スポーツライフ・データ(スポーツ活動に関する全国調査)」によると、日本国内で、1年間にバレーボールを1回以上行った人の総数は、約290万人(男性105万人・女性188万人)。

ちなみに、同調査における2000年以降のデータで最高値となったのは2008年で約445万人、最低値となったのは、2014年の約260万人となっています。

緩やかに下降気味ではあったものの、近年では下げ止まり傾向にあるというところが現状です。

また、公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書2018」によれば、1年で1回以上、バレーボールを行った人口数は2017年の統計で460万人であり、スポーツ部門では第14位にランクしています。

年代別のバレーボール競技人口

写真提供 = PhotoProCorp / Shutterstock.com

国内のバレーボールの競技人口を年代別に細かく見ていきましょう。

日本スポーツ協会によるスポーツ少年団現況調査報告書によると、小学生のバレーボールの団員数は2002年には全国で約5万7千人。

2006年の約6万5千人をピークとして年々減少を続けており、2014年には約5万1千人となっています。

また、日本中学校体育連盟のHPで発表されている中学生の年代におけるバレーボールの競技人口数はというと、平成19年の時点で男女合計で約24万人いましたが、平成24年には男女合計で約21万人に減少しています。平成29年の時点でも男女合計は約21万人であり、減少傾向にあるといえます。

そして、全国高等学校体育連盟が平成30年に発表した「加盟・登録状況」によると、高校生世代のバレーボール競技人口は、男子が約4万6千人、女子が約5万8千人。

これは、同連盟に登録する全競技のうち、第9位と第1位にあたる競技人口数であり、人気の高さが伺えます。

少子化の影響もあり、全体的に競技人口数は減少傾向にありますが、高校生女子では他の競技をおさえてトップとなるなど、女子のスポーツとして非常に根強い人気があるといえるでしょう。

大学でも体育の授業でバレーボールが実施されていますが、社会人では、他のスポーツ競技と同じように20~70代での参加率は激減しています。 レクリエーションとして楽しむには、団体競技であるためにハードルがやや高く、チームに所属してプレーしている人は、かつての経験者が中心のようです。

男女別のバレーボールの競技人口

メジャースポーツとされている野球やサッカーは、男子のほうが圧倒的に多くの競技者人口がいますが、バレーボール人口はというと、女性のほうが多くなっています。

中学・高校生世代男子のバレーボール競技人口は、女子に比べると1/3程度。これほどまでに女子の人口が極端に多いスポーツは珍しいといえるでしょう。

以前に比べて平均身長が高くなり、バレーボールやバスケットボールといった身長が高い人に有利なスポーツの人気が高まりましたが、男子は野球やサッカーに流れる人も多いことから女子のバレーボール人気が男子より高くなっているといえます。

しかし、近年、『ハイキュー‼』、『ハリガネサービス』、『神様のバレー』などの男子バレーボールを題材にした漫画が人気を博し、男子の競技人口数が微増傾向へと変化しつつあります。

かつてマイナースポーツとされたラグビーが、ドラマ『スクールウォーズ』の大ヒットを契機として人気が高まり、競技人口が急増したケースのように、こうした作品の中から、映画化やドラマ化といった流れが起きれば、バレーボール人気に拍車がかかり、競技人口が増加することが考えられます。

まとめ

世界で最も多い競技人口数を誇るバレーボール。

少子化の影響などによって、その競技人口数が減少傾向にあることは否めませんが、日本のバレーボール競技人口数は下げ止まりにあります。

近年、バレーボールを題材とした人気漫画が増えていることが追い風となり、競技人口数が増加することが期待されます。

(TOP写真提供 = Athapet Piruksa / Shutterstock.com)


《参考記事一覧》

バレーボールの競技人口はどれくらい?カテゴリーや男女での比較も紹介!(スポシル)

バレーボール人口(笹川スポーツ財団)

ハマること間違いなし!人気おすすめバレーボール漫画7選(スポシル)

 
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