トランポリンでダイエットが可能!おすすめエクササイズ3選

トランポリンでダイエットができるのか気になる方もいることでしょう。

結論から言えば、トランポリンはダイエットに効果的。トランポリンなど、器具を使った運動は楽しめるだけでなく、効率よくダイエットできるためおすすめです。

また、器具を使った運動ダイエットに、トランポリンを取り入れる方が増えているようです。

本記事では、トランポリンで効果的にダイエットを行う方法やおすすめのエクササイズなどについて解説しています。

ぜひ、最後までご覧ください。

トランポリンはダイエットに効果があるの?

トランポリンとは、どんな運動器具なのでしょうか。

ここでは、トランポリンの特徴やダイエット効果について解説しています。

・トランポリンとは

トランポリンとは、四角や丸型の枠に伸縮性のある丈夫な布を張り、その布と枠をスプリングやゴム・ケーブル・固定した運動器具のこと。弾性のあるもので布と枠を繋いでいるため、布の上で繰り返して跳ぶと反発力が増していき、通常の数倍もの高さに跳び上がることが可能となります。

サーカスで使われているイメージが強いですが列記とした運動器具であり、オリンピックでも2000年シドニー大会から新体操と並び、体操競技の一部門としてトランポリンを使った競技が正式種目となっています。

また、トランポリン教室を開いている自治体やクラブ活動や体育の授業に取り入れている学校も存在します。また、子供の運動遊具としてトランポリンを備えている幼稚園などもあるようです。

・トランポリンによる運動のダイエット効果

トランポリンでできる運動といえば、「酸素運動」「エクササイズ」などが挙げられます。そして、どちらもダイエット効果が期待できます。

有酸素運動とは、比較的緩やかで、長時間継続して行う運動の総称。一方、エクササイズは、一般的に健康の維持・増進を目的とした運動の総称です。

比較的緩やかで、長時間継続して行う有酸素運動は、運動中に筋を収縮させるためのエネルギー「アデノシン三リン酸(ATP)」を、体内の糖や脂肪を酸素とともに使って消費して作り出します。

特に脂肪は、1度燃焼が始まると数時間燃焼しやすい状態が継続するため、ダイエット効果が高い運動とされています。

よく知られているのは、

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • エアロビクス
  • 水泳
  • サイクリング

などですが、トランポリンを使った運動も、この有酸素運動です。

一方、筋肉をつけるだけでなく心肺機能を強化し、身体の内外を鍛える運動がエクササイズです。

よく知られているエクササイズだと、「スクワット」「ピラティス」などが挙げられます。

このエクササイズも、効率的にダイエットできる運動の1つ。トランポリンは、跳び跳ねるのに筋肉を使い動作が不安定になりやすいため、姿勢を安定させるための体幹部や関節まわりの小さな筋肉群を使用します。

そのため、1度に体全体の筋肉を刺激することができるエクササイズにも繋がるのです。

トランポリンでダイエット効果を出すためには…

写真提供 =Memento Media / Unsplash.com

ダイエット効果が期待できるトランポリン。しかし、ただ跳び跳ねているだけでは、効果的なダイエットはできません。

ここでは、効果的なダイエットにするための方法を紹介します。

インターバルトレーニングを取り入れる

トランポリンでの運動を効果的に行うためには、インターバルトレーニングが有効です。高強度のジャンプやエクササイズを一定時間行い、その後に休憩を取るというサイクルを繰り返すことで、代謝を高め、脂肪燃焼効果を促進します。

多様な動作を組み合わせる

トランポリンではジャンプや跳び箱のような動作だけでなく、腕や脚のエクササイズ、バランスやコアトレーニングなども取り入れることができます。バラエティに富んだ動作を組み合わせることで、全身の筋肉をトレーニングし、エネルギー消費を増やします。

ルーティンを作る

トランポリンをダイエット効果を期待する運動として取り入れる場合は、定期的に続けることが重要です。週に数回のトランポリン運動をルーティンに組み込むことで、持続的なカロリー消費と筋力の向上を促すことができます。

食事とのバランスを考える

ダイエット効果を出すためには、適切な食事とのバランスも重要です。トランポリン運動を行う際には、栄養バランスの取れた食事を摂り、適切なカロリー摂取量を意識しましょう。

以上のポイントに注意しながら、トランポリンを活用してダイエット効果を目指しましょう。しかし、トランポリン運動を始める前に、自身の体力や健康状態を考慮し、適切な範囲で行うことが重要です。

トランポリンをする際の注意点は?

トランポリンを楽しむ際には、以下の注意点に留意することが重要です。

・運動前には柔軟体操をする

1度に体全体の筋肉を刺激することができるということは、一気に全身の筋肉を使うということ。筋肉が硬い状態でいきなり運動するのは危険です。

トランポリンを活用した運動前には、必ず柔軟体操を行いましょう。

また、柔軟体操をしてから運動すると、ダイエット効果もアップします。

同じ運動をするにしても関節の可動域が広いか狭いか、また筋肉の柔軟性が高いか低いか、によって運動効率が変わります。

そのため、自分に合ったやり方で柔軟体操をすることを心掛けてください。

・運動強度に注意する

トランポリンで効果的なダイエットをするには、運動強度に気をつけましょう。

運動強度とは、運動をするときの負荷、身体にかかる負担の大きさなどのこと。呼吸が乱れるくらいの運動強度で、長時間やる方がダイエットになるような気がしますよね。

しかし、呼吸が乱れるほど激しい運動は脂肪燃焼効果は低いです。

つまり、「ややキツい」「ちょっとキツいけど続けられる」と感じる程度の方が、ダイエット効果が得られやすいということ。また、有酸素運動は20分以上継続しなければ、脂肪の燃焼が始まらないと言われていました。

しかし近年、「10分間でも脂肪燃焼効果がある」という研究結果を日本医師会が発表しています。

長く跳び続けていると、疲労からバランスを崩して枠に着地したり、床に落下するリスクが高くなります。そのため、運動時間も約10分に設定しておきましょう。

・運動の前に食事をしない

トランポリンの運動前に食事をしない方が、ダイエット効率はよいです。

その理由の1つに、運動前に食事をすると、その食事で得た糖質が使われてしまうため。体についた脂肪をエネルギーとして消費させるためにも、運動前に食事をしないようにしましょう。

そもそも、運動をするためには、食事でエネルギー供給をしておくことも必要です。

運動前の1時間以内の食事を控えれば問題ないため、何も食べない状態で運動するのはなるべく避けてください。

ダイエットに効果的なトランポリンエクササイズをご紹介!

ここでは、ダイエットにおすすめのトランポリンエクササイズを紹介します。

  • ツイストジャンプ
  • ハイタッチジャンプ
  • ウォーキング

やり方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

・ツイストジャンプ

「ツイストジャンプ」は、トランポリンで跳ぶ際に、体を捻るダイエットエクササイズ。特に、腰回りを引き締めたいという方におすすめです。

ツイストジャンプのやり方は、下記のとおりです。

  1. 布の上で軽くジャンプ
  2. 跳び上がる最中に足を右側に90度捻る
  3. 着地までに足を元の状態に戻す
  4. 再度ジャンプしたら、今度は逆方向(左側)にひねる
  5. 着地までに足を元の状態に戻す
  6. 1~5までの動作を約2分間続ける
  7. 1分間休憩したら再開、10分間運動する

捻るときに、お腹に力を入れると体勢が崩れにくいです。

最初から高く跳ばず、リズムよく小刻みに跳び、慣れてきたら早く高く跳ぶことを意識するとよいでしょう。

・ハイタッチジャンプ

「ハイタッチジャンプ」は、トランポリンで跳んだ最も高い位置でハイタッチするダイエットエクササイズ。特に、上半身を引き締めたい方におすすめです。

ハイタッチジャンプのやり方は、下記のとおりです。

  1. 軽く足を開いて乗る
  2. 両手は下げた状態で軽くジャンプする
  3. ジャンプしながら両手を開いていく
  4. 到達点にくるタイミングで両手を頭の上で叩く
  5. 着地までに両手をもとの位置に戻す
  6. 再度ジャンプ
  7. 3~6の動作を2分間行う
  8. 1分間休憩したら再開、10分間運動する

肘は曲げずに、腕は伸ばした状態で動かしましょう。

こちらも、最初から高く跳ばず、リズムよく小刻みに跳び、慣れてきたら早く高く跳ぶことを意識することがコツです。

・ウォーキング

「ウォーキング」は、トランポリンの上で跳ぶのではなく、歩くダイエットエクササイズ。バランスの取りにくいところで歩くため、普通のウォーキングでは鍛えられないインナーマッスルを鍛えることができます。

また、体幹を鍛えたい方にもおすすめ。ウォーキングのやり方は、下記のとおりです。

  1. トランポリンの上でまっすぐ立つ
  2. 猫背にならないように注意しながら、腕をしっかり振って、その場で足踏みをする
  3. 2分間足踏みを続ける
  4. 1分間休憩したら再開、10分間運動する

足をしっかりと踏み込みながら、足踏みしましょう。

慣れてきたら、ジョギング程度のスピードで足踏みすると、よりダイエット効果が期待できます。

さらに慣れてきたら、足踏みの速度を走る速度に変えることもおすすめ。しかし、その場合は運動強度が高く怪我のリスクが高くなるため、運動時間は約10~20秒に設定しましょう。

まとめ -天気を気にせず家で効果的に運動

今回は、トランポリンのダイエット効果とおすすめエクササイズを紹介してきました。

その結果、トランポリンを使った運動でダイエットが可能なことが判明。運動するのに準備が大変で手間がかかるというデメリットはありますが、「天候を気にせずできる」「脂肪燃焼と筋肉の引き締めが同時にできる」というメリットがあります。

インターネット通販を使えば、手軽に手に入れることが可能。ぜひ、この機会にトランポリンを活用したダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

(TOP写真提供 =Elisa Kennemer / Unsplash.com)


《参考記事一覧》

・トランポリンはダイエットの効果があるの?効率的なやり方をご紹介!(SportsnaviDo)

・トランポリンダイエットは効果なし?いつから痩せるのかや注意点も(SOELU magazine)

・トランポリンダイエットの効果を知って楽しく痩せよう(ハルメクweb)

・トランポリンダイエットの効果的なエクササイズ|室内で出来る飛び方11種類(Smartlong)

・運動と脂肪燃焼の関係(日本医師会)

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