脚のむくみや太さに悩む女性は少なくありませんが、そんな悩みを解消してくれるグッズとして注目したいのが着圧ソックスです。
履くだけで脚のむくみの改善や脚痩せ効果が期待できるものもありますが、着圧ソックスにはいくつかの種類があり、その種類によって得られる効果が異なるもの。
本記事では、着圧ソックスの種類や効果の違いなどについて分かりやすく解説しています。
ぜひ、最後までご覧ください。
着圧ソックスにはどんな種類がある?
着圧ソックスとは、使用している生地や作成の仕方によって脚への圧力が高められている商品のこと。
適度な圧力によって脚を引き締めて細くしてくれるだけでなく、脚のポンプ作用をサポートし、血行の改善や足のむくみの予防をしてくれる効果があるとされています。
着圧ソックスにはさまざまなものがありますが、
- 使用する時間
- 形
で種類分けされています。
どのような種類があるのか、詳しく見ていきましょう。
・使用する時間による種類
着圧ソックスは、使用する時間によって「昼タイプ」「夜タイプ」の2種類に分類されます。
昼タイプとは、日中の使用を考えてつくられたタイプのこと。通常のソックスやストッキングのように履いて生活することを考えて、着圧設計がなされています。
日中の生活では、立ったり座ったりすることが多く、横になることは少ないので、血流のサポートをするための圧力が高めになっているのが昼タイプの特徴です。
一方、夜タイプは、就寝時の使用を考えてつくられたもの。就寝中は圧力が低くても血流のサポート効果が得られるため、昼タイプより低めに着圧設計がされています。
・形による種類
着圧ソックスは、その形によって
- ソックスタイプ
- レギンスタイプ
- タイツタイプ
の3つに分けられます。
足首から、膝までの長さが、ソックスタイプ。また、腰から下の下半身全体を覆うのがレギンスタイプとタイツタイプの着圧ソックスです。
それぞれの種類別の効果については後述しますが、普段どのような形状のものを用いるかの好みもあるので、期待する効果と好みの形状かどうかで使い分けると良いでしょう。
着圧ソックス・種類別の効果を解説
着圧ソックスは、履くだけで下記の効果が期待できるとされています。
- 足のむくみの改善と予防
- 血行の改善
- 脚痩せ
- 脚の疲労回復
- 代謝のアップ
- セルライトの解消
- 下肢静脈瘤の改善
- 血栓の予防
しかし、種類によって得られる効果が異なるもの。
ここでは、前述したタイプ別の着圧ソックスで、どのような効果が期待できるのかを紹介します。
・昼タイプ
昼タイプの着圧ソックスは、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢が続くことによって生じる血行不良によるむくみや冷えなどを改善する効果が高いのが特徴です。
着圧が高く設計されていて、下から上に戻る血流をサポート。
日中にむくんでしまう脚をスッキリさせたい方におすすめです。
・夜タイプ
夜タイプは、脚の疲労回復効果が期待できるもの。
昼タイプと比較すると、締め付ける圧力が低いのが特徴で、着用することによってリラックスして安眠できる効果も期待できます。
・ソックスタイプ
ソックスタイプは膝下までの長さのため、履きやすいのが魅力の1つ。
しかし、レギンスやスパッツタイプと比べて圧力が加えられる範囲が狭いため、むくみ解消や脚やせで得られる効果は低いのがデメリットとして挙げられます。
ただし、一般的な着圧レギンスを使用する際に起こりやすい
- 血行不良
- かゆみ
- しびれ
- 動きが制限される
などのデメリットが発生しにくいのもポイントです。
・レギンスタイプ
履くことで消費カロリーをUPし、脚痩せ効果が期待できるレギンスタイプの着圧ソックス。
脚だけでなく、お腹周りやお尻もカバーできるため、広い範囲で美脚効果が期待できます
・タイツタイプ
タイツタイプは足先まで覆うデザインであり、レギンスタイプで得られる効果に加え、冷えを防止する効果も期待することができるもの。
ソックスタイプ・レギンスタイプよりも得られる効果が高いのも特徴の1つです。
しかし、血行不良やかゆみ・しびれや動きの制限など、使用することによるデメリットが発生する可能性がもっとも高いため、長期間での使用は避けることがおすすめです。
・医療用タイプ
着圧ソックスには、下肢静脈瘤や血栓などの予防や治療やひどいむくみの改善などに用いられる医療用タイプもあります。
医療用とはいうものの市販もされているため店舗での購入も可能。ただし、一般用と比べて高い着圧設計がされているため、使用時に異常を感じたらすぐに使用を止めることが大切です。
着圧ソックス選びのポイントとは…おすすめの商品も紹介!
前述したとおり、さまざまな種類がある着圧ソックス。正しいものを選ばなければ、期待する効果が得られないだけでなく、体に悪影響が出る可能性もあります。
間違った選択をしないためのポイントをみていきましょう。
・着圧ソックスの選び方
着圧ソックスを正しく選ぶためにチェックしたいのが、
- 履くのは昼か夜か
- 着用時間の長さ
- サイズ
の3つです。
前述したように、着圧ソックスには昼タイプと夜タイプがあります。
昼タイプと夜タイプでは、着圧の数値が違うため、就寝時に昼タイプを使ってしまうと着圧がかかりすぎて危険です。また、タイプによって着用時間も異なります。
覆う範囲が広いレギンスやタイツタイプは、メーカーが着用時間に制限を設けているので、メーカーが推奨する着用時間と着用を考えている時間が合っているものを選びましょう。
また、自分のサイズに合っているものを使うのもポイントです。サイズが大きすぎても小さすぎても体に悪影響が出る可能性があるため、自分に合うサイズはどれなのか、しっかりチェックして着用するようにしましょう。
・着圧ソックスのおすすめ商品
着圧ソックスのタイプや得られる効果について述べてきましたが、ここからは「昼タイプ」「夜タイプ」それぞれのおすすめ商品を紹介していきます。
昼タイプでおすすめ|ホットキュット昼用
「ホットキュット 昼用」は、足首を暖め、段階着圧でむくみを軽減してくれる着圧ソックスです。
遠赤外線素材を足首に使用しているため、履いているだけで脚がポカポカと温まります。
メーカー | オオサキメディカル |
メーカーURL | https://www.osakimedical.co.jp/products/mty008_001/ |
圧力 | 足首27hPa、ふくらはぎ19hPa |
素材 | ナイロン85%、ポリウレタン15% |
価格 | 2,200円(メーカーオンラインショップ) |
夜タイプでおすすめ|スリムウォークおやすみ美脚ロング
「スリムウォークおやすみ美脚ロング」は、足首から上へいくほど圧力が低くなるように設計されている着圧ソックスです。
ふわっとやわらかな肌ざわりで就寝を妨げず、履いて寝るだけで、翌朝には脚が軽やかになるだけでなく、スッキリした美脚にしてくれます。
足裏アーチサポート設計によって、土ふまずや足の甲もリフレッシュしてくれるのも魅力です。
メーカー | ピップ |
メーカーURL | https://www.slimwalk.com/lineup/oyasumi_long.html |
圧力 | ふくらはぎ16hPa、太もも10hPa |
素材 | ナイロン、ポリウレタン、ポリエステル |
価格 | 1,618円(AMAZON) |
まとめ
今回は、着圧ソックスの特徴やタイプ別の効果、おすすめ商品などについて紹介しました。
種類や商品数も多いなかで正しい着圧ソックスを選ぶのは大変ですが、使用する目的によって、正しく選ぶことが重要です。
自分に合った着圧ソックスを活用することで、脚のむくみ解消や脚やせを体感してみてください。
(TOP写真提供 = Seyi Ariyo / Unsplash.com)
《参考記事一覧》
【2022年】昼用着圧ソックスのおすすめ人気ランキング15選(mybest)