【今月の人気記事】国際水泳リーグに日本チーム参戦、アルバルク東京5年目のシーズンが開幕、梓設計の次世代スタジアム・アリーナほか

国内ではBリーグが開幕し、国内大会・国際大会共に「withコロナ」時代に対応した新たな開催・運営方法が試みられたこの10月。HALF TIMEで掲載した中から人気記事・連載を振り返ります。

国際水泳リーグに北島康介氏率いる日本チームが初参戦

子供から大人まで世界中で多くの人が親しみ、五輪でも人気種目でありながら、マネタイズやファン獲得、アスリートファーストの実現などで遅れを取り、かつては「眠れる獅子」とも呼ばれてきた競泳界。この状況を一変させたのが、2019年に創設された国際水泳リーグ(ISL)だ。

各国を代表するチームによる団体戦、賞金付きのプロレース、そして短水路(25mプール)でのレース、男女混合リレーやスキンレース(3分おきに50mのレースを繰り返し、最後は上位2人が一騎打ちを行う)といった革新的なフォーマットで開催。派手な演出も、世界中での放映とデジタルという新たな観戦方式に対応している。

2020年シーズンは、競泳オリンピック金メダリストの北島康介氏がGMを務める「東京フロッグキングス」が日本チームとしてついに参戦。競泳界の新たな未来を拓く北島康介氏に、独占ロングインタビューを実施した。

■第1回:北島康介GMが語る「競泳が団体競技に変わるおもしろさ」

■第2回:北島康介が挑む、競泳界の意識改革と市場開拓

※連載は11月にかけて第4回まで続く予定です

「Bリーグ盟主」アルバルク東京、5年目のシーズンが開幕

この10月、5年目となる2020-21シーズンの開幕を迎えたBリーグ。withコロナ時代の現在、「安心・安全」な試合の提供で地域に勇気を与えようとする一方、リーグは開幕から10年の2026年に向けて「自動昇降格廃止」「売上高・入場者数要件の設定」など、ライセンス支給とリーグマネジメントについて構造改革を打ち出している。

変わりゆく社会の中で、プロスポーツクラブは何を目指し、どのような役割を果たしていくのか?その時、どのようにファンとパートナーを巻き込んでいくのか?Bリーグで2度のチャンピオンに輝いた強豪・アルバルク東京の林社長に、クラブのこれまでを振り返ってもらった。

■第1回:5年目のアルバルク東京。クラブ経営の「改革」を経て挑む新シーズン

■第2回:「選手とスタッフ、両方がいてこそのプロスポーツ」これからのクラブの人材戦略

■第3回:非日常体験の提供で「磁場」になるクラブへ。クラブ経営のカギ

■第4回:アルバルク東京が描く「東京のクラブ」としての未来像

梓設計の次世代スタジアム・アリーナ構想

日本で最先端のスタジアムやアリーナの設計を行う梓設計。10月6日に開催された「スポーツビジネスジャパン2020オンライン」のコンファレンスでは、「地域や人々に親しまれ、必要とされる」、「365日賑わう」設計や、コロナ禍でのリアルとバーチャルを併用する「ハイブリッド観戦」のコンセプトを提示し、大きな驚きを与えた。

FC今治の里山スタジアムや、仏アジャンのラグビースタジアムなど、国内外で活躍の場を増やす同社常務執行役員の永廣正邦氏に、次世代のスタジアム・アリーナのあるべき姿や、withコロナ、afterコロナの施設設計について伺った。[Sponsored]

「地域で育てて、一緒に成長するスタジアムを」 梓設計の次世代のスタジアム・アリーナ構想

スポーツビジネスのオンライン講座 HALF TIMEアカデミーが開講

世界で活躍するスポーツビジネスパーソンから、いつでも、どこでも直接学べるオンライン講座『HALF TIME Global Academy』。前回8月の第1期に続いて、この10月から11月にかけて開催される第2期でも、海外のスポーツビジネスの最前線で活躍する講師をゲストに、「学び」と「つながり」の場が提供される。

第一講はUSL(米国サッカーリーグ2部)のラスベガス・ライツFC オーナー兼CEO ブレット・ラッシュブルック氏による「マーケティング論」。ピッチサイドにプールを設置、ホームゲームには「クラブ公式ラマ」2頭が登場、そしてヘリコプターからの「現金配布」企画など、数々の型破りな施策と、その裏にある、スポーツマーケティングの真髄が示された。

■見所:第2期がいよいよ開講。学長・中村武彦氏に聞く見どころとは

■第一講:なぜラスベガス・ライツFCは奇抜なマーケティングを仕掛け続けるのか?

■1期生の声:受講生に聞いたHALF TIMEアカデミーでの「学び」

人気クラブの経営や、国際大会に初参戦する日本チーム、トップアスリートの新たなチャレンジ、スタジアム&アリーナまで、いかがでしたでしょうか?来月も人気連載の続編から大物経営者の登場まで目白押しです。ぜひご期待ください。