【野球・バレー・バスケット】心に残ったアスリートの名言9選

一流アスリートは、プレイしている光景から人々を感動させますが、語った名言でも人々の心に残しています。また、そうしたアスリートの名言には、人生の参考になることも少なくありません。

本記事では、数多くあるアスリートの名言から、野球・バレー・バスケット選手の名言をピックアップして紹介します。

「人生の支えとなるような言葉を知りたい」「アスリートの名言で勇気をもらいたい」といった方は、ぜひご覧ください。

野球選手の名言

まず紹介するのは、野球選手の名言です。

鈴木一朗(イチロー)

「達成感や満足感というのは味わえば味わうほど前に進めると思っている。」

1992年から2000年までをオリックスに在籍し、日本のプロ野球で首位打者7回、打点王1回、盗塁王1回、最高出塁率5回、最多安打5回などを獲得。そして2000年オフに、日本人初の野手としてメジャーリーグに移籍したイチロー選手は、世界的にも人気の高いアスリートです。

メジャーリーグでも、新人賞、最優秀賞、首位打者、盗塁王、最多安打、シルバースラッガー賞、コールドクラブ賞を総なめにしました。

また、2001年のデビューから2010年にかけて10年連続200本安打を達成。日米通じてのプロ野球での通算安打記録はギネス記録に認定されており、現在はシアトル・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めています。

そんなアスリート「イチロー選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「どんなに苦しい時でも諦めようとする自分がいなかった。」

「結果は困難を伴って出すべき。」

「ムダなことって結局ムダじゃない。」

長嶋茂雄

「努力は人が見てないところでするものだ。努力を積み重ねると人に見えるほどの結果がでる。」

巨人のV9(ブイ ナイン)に大きく貢献し、長きにわたり巨人の4番打者として活躍したことから「ミスター・ジャイアンツ」と称された長嶋茂雄選手。400本塁打・2,000安打の同時達成は、大卒での日本のプロ野球選手では史上初です。

日本のプロ野球の最多記録となる最多安打を10回獲得したほか、セ・リーグ最多記録となる首位打者を6回獲得しています。そんな長嶋茂雄選手は、記録だけでなく、勝負強さは多くの方を魅了しました。

現役引退後は巨人の監督を2度務め、さらにオリンピックのアテネ大会で日本代表チームの監督に就任しました。しかし、脳梗塞で倒れたため、肩書きはそのままでしたが長嶋茂雄監督が現地で指揮を執ることはできませんでした。

そんなアスリート「長嶋茂雄選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「努力してますと練習を売り物にする選手は、一流とはいえない。」

「プレッシャーを楽しいと思った時、その人間は本物になれます。」

「プロなら陰の苦労や苦悩を人前でみせるべきでない。」 

大谷翔平

「誰しもが出来るところでやっても何の得にもならない。」

大谷翔平選手は、高校3年生のころに、全国高等学校野球選手権岩手大会の準決勝・一関学院高校戦でアマチュア野球史上初となる160km/hを記録。そして2012年、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズから指名され、2013年に入団しました。

以降、投手と打者を両立する「二刀流」の選手として試合に出場し、メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスに所属。このように、驚くべき記録を次々と達成しているアスリートの1人です。

2021年には、二刀流だけでなく日本人最多シーズン本塁打を記録し、本塁打トップを維持したまま、日本人野手として初のオールスターゲーム出場。その前日のホームランダービーにも出場し、球界に残した偉大な功績から「野球の神様」と称されるベーブ・ルース選手の再来と呼ばれています。

そんなアスリート「大谷翔平選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「やれるかやれないかではなくて自分次第。」

「自分の限界を作りたくない。」

バレー選手の名言

写真提供 = pan xiaozhen / Unsplash.com

続いて、バレー選手が語った名言を紹介します。

中田久美

「心なんて折れてなんぼ。」

1980年に大谷佐知子選手とともに史上最年少の15歳(中学3年生)で全日本代表に選出された中田久美選手。その年に開催された日中対抗戦では、センタープレーヤーとして出場しましたが、その後セッターに転向しました。

そしてセッターに転向した翌年の日本リーグでは、史上初の失セット0を記録し、日立の全勝優勝に大きく貢献しました。

さらに、日本リーグ、プレミアリーグ(Vリーグ)時代を通じて女子最多4度の最高殊勲選手賞を受賞したアスリートであり、現役引退後は日本人女子として初めて海外バレーボールチームの指導者となっています。

現在は、バレーボール女子日本代表の監督を務めています。

そんなアスリート「中田久美選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「天才、天才って言われるのが1番嫌なんです。だって私、練習しましたもん。」

「叶わなそうなのを叶えるのが夢。自分の限界を自分で決めてしまったらその先はない。」

「セッターとして完成するには、1万時間の練習が必要。」

古賀紗理那

「チームが優勝するために、自分がやるべきことをしっかりやることが1番大事かなと思います。」

「V.LEAGUE Division1」のNECレッドロケッツに所属し、2016/17V・プレミアリーグにおいては、NECの2年ぶり優勝に大きく貢献した古賀紗理那選手。最優秀選手賞及びベスト6賞を獲得したアスリートです。

2013年には全日本女子メンバーに初選出され、同年のヨーロッパ遠征メンバーにも選出されました。さらに、その年のイタリア4カ国対抗で途中出場ではありましたが、全日本代表にデビューしています。

そして、2021年のオリンピックの東京大会では女子代表副主将に選ばれ、女子代表のエースとして活躍が期待されていましたが、予選ラウンドの第1戦・ケニア戦の第3セットで足を捻って負傷し、オリンピックデビュー戦は負傷欠場となってしまいました。

しかし、予選ラウンド4日目の韓国戦でスタメン出場で復帰しフルセットを戦い、さらに最終戦のドミニカ共和国戦でも戦い抜いた姿は多くの人を感動させました。

そんなアスリート「古賀紗理那選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「常に万全なコンディションでできるのが1番だと思います。」

「もっともっと自分を成長させて、勝利に貢献できるように頑張っていきたい。」

「どんなトスでも、全部大丈夫です。」

西田有志

「怖さは感じないし、立ち向かっていかないと勝負師にはなれない。」

西田有志選手は、バレーボール日本男子代表のエースと呼ばれているアスリート。驚異のジャンプ力で、日本選手のなかでもトップクラスの350cmの高さから叩きつけるスパイクを武器に、日本男子代表の大きな戦力となりました。

また、レシーブに加えサーブも上手く、19歳で出場した2019年のワールドカップのカナダ戦では、最終セットの9-9から5本のサービスエースを決めて日本を4位に導きました。そして、ベストサーバー賞を獲得しています。

そんなアスリート「西田有志選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「1勝に対して貪欲に試合に臨みます。」

「高校の時に無が1番強いなって気付いたんです。」

「強いところに行くより、下から強いチームを倒していくほうが楽しい。」

バスケット選手の名言

最後に、バスケット選手が語った名言を紹介します。

マイケル・ジョーダン

「私は9,000回以上シュートを外し、300試合以上に敗れた。だから私は成功したんだ。」

その実績からバスケットボールの神様とも評され、バスケットのことをよく知らない人にも名前が知られているマイケル・ジョーダン選手。バスケット選手だった15年間で、得点王を10回、年間最多得点を11回獲得しました。

そして、平均得点の30.12点は現在もNBA歴代1位のままです。

また、オリンピックのロサンゼル大会とバルセロナ大会の2回の大会にアメリカ代表(ドリームチーム)として出場し、どちらも金メダル獲得に大きく貢献しました。

そんなアスリート「マイケル・ジョーダン選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「俺は何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが俺の成功した理由さ。」

「無理だなんて絶対に口にするな。限界は恐怖と同じで、たいてい幻想に過ぎないから。」

「成功のカギは失敗にある。」

田臥勇太

「後悔もするし弱音も吐く、それでも必ず前を向く。」

田臥勇太選手は、日本人初のNBAプレーヤーであり、日本復帰後はJBLのリンク栃木ブレックスに入団。その年のレギュラーシーズンでは、アシスト王・スティール王の2冠とレギュラーシーズンのベスト5に選出されたアスリートです。

高校時代には、名門・秋田県立能代工業高校で1年生の時からレギュラー出場。そして、「高校総体」「国体」「全国高校選抜」の3タイトルを3年連続で制し、史上初の9冠を達成しています。

そんなアスリート「田臥勇太選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「チャンスということで言えば、誰にでもある。」

「チャンスを作れるか作れないかは、ホントに自分自身。」

「厳しい環境で揉まれない限り、ハングリーな魂なんて身につかない。」 

八村塁

「どれだけ自分を信じるかじゃないかな。」

2019年のNBAドラフトにおいて、日本人史上初となる一巡目指名を受けてのNBAプレーヤーとなった八村塁選手。バスケットを始めた時期は中学生からですが、幼少時は陸上の短距離と野球をやっていました。

幼少時から優れていた身体能力はさらに高くなり、世界最高峰のNBAアスリートにも負けない活躍を続けています。

また、オリピック東京大会でも日本代表に選出され1試合平均22.3得点、6.7リバウンドを記録しました。さらに、第2戦スロベニア戦では、両チーム最多の34得点を記録するなどの活躍をみせました。

そんなアスリート「八村塁選手」は、他にも下記のような名言を残しています。

「バスケを楽しむっていう事が僕の原点。」

「毎日コートにいてシュートしていたい。」

「毎日本気で練習をやってきたから、それが出せる試合がすっごく楽しかった。」

まとめ

今回は、国内外で活躍するアスリートの名言をまとめました。

日々の鍛錬を通じ、己の肉体と精神を研ぎ澄ますことで結果を出してきた一流アスリートの名言は、その努力から言葉に重みがあります。

また、一流アスリートたちは常に順風満帆だったということはありません。

何度も挫折を味わいながら、それを乗り越えてきた方の言葉は、その人の生き様も如実に現れています。

本記事で紹介したアスリートの名言が、あなたの人生や毎日の糧となったら幸いです。

(TOP写真提供 = Kirk Thornton / Unsplash.com)


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