「身体を動かすのが好き」「スポーツを見るのが趣味」という理由から、スポーツ関係の仕事に就きたいと思っている方は少なくないでしょう。
スポーツ関係の仕事というと、プロ選手以外にもさまざまな仕事があります。
そこで今回は、スポーツに関する仕事とその年収を紹介します。
スポーツ関連の仕事に就きたいと思っている方必見の内容です。
スポーツ関連の仕事にはどんなものがある?
スポーツ関連の仕事には、プロ選手・アマチュア選手など、自分でスポーツを「する」ものをはじめ、スポーツ施設でトレーニングやスポーツを教えるインストラクターやスポーツ用品を取り扱うメーカースタッフ・販売店員、利用者に適切なトレーニングメニューや機械の使い方を教えるフィットネスクラブスタッフやスポーツイベントの企画から運営までを行うプロモーターなど、さまざまなものがあります。
また、各プロチームの運営に関わる広報やマネージャー、スポーツメディア製作者などもスポーツ関連の仕事であり、「スポーツ関連の仕事」と表される仕事は幅広いことが分かります。
スポーツ関連の仕事の年収
スポーツ関連の仕事にはさまざまなものがありますが、ここでは
- スポーツインストラクター
- スポーツメーカー
- スポーツ用品販売店
- フィットネスクラブスタッフ
- スポーツプロモーター
- プロチームの球団職員
- スポーツメディア制作
の仕事内容とその年収を紹介します。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは、主にスポーツ施設で、水泳やダンス、ヨガなどを指導したり、安全に実施できるように目を配る仕事。
そんなスポーツインストラクターの平均年収は約339万円となっています。
正社員の給与水準は290万円から320万円であり、パート・アルバイトの平均時給は約1000円。
全体の給与幅が狭く、スキルや経験による変動が少ない職種といえるでしょう。
スポーツメーカー
スポーツメーカーというと、多種多様なスポーツに必要な道具を生産し、供給する職種というイメージがある職種ですが、それ以外にも、競技団体や選手、小売店に対するマーケティングや営業なども業務内容に含まれます。
そんなスポーツメーカー社員の平均年収はというと、NIKEが最も高く701万円。それに続くのがadidasで562万円、そして、asicsで454万円となっています。
大手メーカーは給与が高く、スポーツ用品に関わりたい方にとって憧れの職種といえるでしょう。
スポーツ用品販売店
メーカーから商品を仕入れて、学校や団体、ユーザーに販売するスポーツ用品販売店。
その平均年収はというと、400万円から550万円程度が相場で、アルバイトは時給1000円から1300円程度となっています。
中でも、大手のゼビオやアルペンなどの給与が高い傾向にあり、店長以上の役職に就けば、給与がアップする仕組みになっているところが多いようです。
フィットネスクラブスタッフ
フィットネスクラブスタッフは、フィットネスクラブ・スポーツクラブの運営やプログラム指導を行うスタッフのこと。
利用者に合わせたプログラムの作成や水泳・ダンスなどの指導、受付や施設の保守、事務作業等、フィットネスクラブ運営全般に関わる業務を行います。
そんなフィットネスクラブスタッフの平均年収は約401万円。正社員の給与分布では、300万円から350万円程度が一番多く、アルバイトやパートの平均時給は1009円となっています。
給与幅は300万円から800万円と幅広く、経験やスキルによる変動が大きい職種といえるでしょう。
スポーツプロモーター
スポーツプロモーターは、スポーツの大会やイベントの開催・運営をする仕事。スポンサー探しや放映権交渉、選手の食事や宿泊手配など、大会に関係する色々なやり取りが業務内容に含まれます。
その初任給は約22万円で平均月給は約27万円。平均年収は372万円となっています。
仕事の幅が広い職業であり、実力がついてくると年収もアップするようです。
自分の企画を形にしたい方、色々な人とコミュニケーションを取りたい方におすすめの職業です。
プロチームの球団職員
プロチームの球団職員とは、プロ野球やJリーグの選手や監督、コーチといった競技関係者以外の広報や営業など、プロ選手をサポートしたり、試合や興行がうまくいくようにあらゆる視点からチームの運営に関わっているスタッフのこと。
その給料はというと、野球の場合、新卒で330万円から370万円、40代では500万円を超えるといわれています。
スポーツメディア制作
スポーツメディア制作とは、競技や大会の魅力を発信する仕事。
テレビや新聞だけでなく、さまざまなネット上にのメディアに最新情報やコラムを提供します。
そんなスポーツメディアの年収は、300万円から500万円。
マネージャーなどの役職になると、800万円以上の年収を得ることができるようです。
まとめ
スポーツというと、その競技を行う選手や監督、コーチの存在がピックアップされがちですが、スポーツ関連の仕事は選手をサポートする仕事も含まれ、今回紹介した以外にも数多くの仕事があります。
本記事で紹介した内容を参考に、自分がどういう仕事に就きたいのか、どういう風に働きたいのか、しっかり検討してみると良いでしょう。
(TOP写真提供 = Hunters Race / Unsplash.com)
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